福岡市中央区平尾の閑静な住宅街に佇む「0296(MESHIYA OFUKURO)」は、「おふくろの味」を心ゆくまで堪能できる隠れ家のような小料理屋です。西鉄平尾駅から徒歩およそ8分から10分、地下鉄薬院大通駅からも徒歩およそ10分から11分と、都心部から少し足を延ばした高台に位置しながらも、アクセスしやすい立地が魅力です。お店の前には駐車スペースが2台分ありますが、満車の場合は近隣のコインパーキングの利用も可能です。
店内は、都会の喧騒を忘れさせるような落ち着いた和の空間が広がります。温かみのある照明と洗練された内装が心地よく、特にL字型のカウンター席は10席設けられており、一人でゆったりと食事を楽しむ方から、気さくな女将さんとの会話を楽しむ方まで、様々なシーンで利用されています。奥にはテーブル席も1卓用意されており、少人数での食事にも適しています。個室は完備されていませんが、貸切での利用も可能で、6名または7名以上からの事前予約で対応しています。店内は全席禁煙ですが、店外に喫煙スペースが設けられているため、喫煙者の方も安心して利用できます。
「0296(MESHIYA OFUKURO)」の最大の魅力は、手間暇かけて丁寧に作られる「おばんざい」です。九州産を中心に、その時々の旬の食材をふんだんに取り入れた料理は、どれも心に染み渡る優しい味わいが特徴です。有田焼の美しい器に盛り付けられた料理は、目でも楽しませてくれます。まず訪れた際に試したいのは、お店の美味しさを凝縮した「おばんざいセット」です。日替わりで提供される6品の小鉢は、季節の移ろいを感じさせる一品ばかりで、訪れるたびに新しい発見があります。
定番メニューとして一年を通して楽しめるのが、じっくりと煮込まれた「もつ煮」や、出汁の効いた「おでん」です。特に「もつ煮」は4月から9月頃まで、また「おでん」は10月から3月頃までの期間、それぞれ季節のおすすめとして提供されます。その他にも、新鮮な魚料理や肉料理など、幅広いジャンルの一品料理が豊富に揃っています。
ランチタイムには、特製の出汁が決め手の「とろ～り親子丼」や、内容が週替わりで楽しめる「週替わり定食」が人気を集めています。「親子丼」には佐賀県鹿島市のブランド卵「うみとやまとこっこ」が使用されており、濃厚な卵の旨味を堪能できます。ランチの価格帯は千円台からとされており、手軽に本格的な和食を楽しめます。テイクアウトも受け付けており、16時以降の受け渡しで事前連絡が必要です。
ドリンクメニューも充実しており、料理との相性を考え抜かれた豊富なラインナップが自慢です。女将さん自らが厳選した日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなどが揃い、特に地元福岡県の地酒から、三重県の銘酒「而今特別純米」など、全国各地の希少な日本酒が楽しめます。ワインにもこだわりがあり、季節限定の銘柄やメニューに載っていない特別な一杯に出会えることもあります。食事と合わせておすすめのペアリングを相談することも可能です。
営業時間は、月曜日から土曜日、祝日は17時から23時まで（料理・ドリンクのラストオーダーは22時30分）です。日曜日は定休日ですが、月曜日が祝日の場合は日曜日も営業するなど、不定休があります。ディナーの予算は一人あたり3,000円から4,000円程度が目安とされており、様々なシーンで利用しやすい価格帯です。デートや友人との食事はもちろん、仕事帰りの一杯や、家族での団らんにも最適な、心温まる空間が「0296(MESHIYA OFUKURO)」にはあります。来店にはオンライン予約が可能な主要グルメサイトからの予約が便利です。各種クレジットカードや電子マネー、QRコード決済（PayPayなど）も利用できるため、支払い方法も多様です。
