福岡県福岡市中央区唐人町に位置する「潮鮨(しおずし)」は、地下鉄空港線唐人町駅から徒歩わずか2分、または唐人町駅7番出口からは約1分という利便性の高い場所にあるお寿司屋さんです。唐人町商店街へと続く小道に暖簾を構え、その隠れ家のような佇まいが訪れる人々を惹きつけます。駅からの距離が77mと近く、周辺にはコインパーキングも利用できるため、アクセスに優れています。
店内は10席のこじんまりとした空間で、カウンター席が7席、小上がりの卓が1卓設けられています。個室は設けられていませんが、その分、大将と女将、そして息子さんによる温かくアットホームな雰囲気が魅力です。清潔感のある落ち着いた空間が広がり、初めて訪れる方でも気兼ねなく過ごせるでしょう。入店すると優しい声で迎えられ、和やかなひとときを過ごせるお寿司屋さんとして親しまれています。
潮鮨のこだわりは、ネタ選びから始まります。魚屋を営んでいた父親を持つ大将が、日々厳選した新鮮な魚介を仕入れています。職人としてのリズム良い手さばきで握られるお寿司は、小さめの優しいシャリに、それぞれのネタが大きく乗せられているのが特徴です。口の中でとろけるような鮮度抜群の魚介と、計算されたシャリのバランスが絶妙で、いくつ食べても飽きがこない、と評判です。
数あるメニューの中でも特に注目すべきは、潮鮨の看板メニューである「博多巻」です。一般的な海苔巻きとは異なり、海苔の代わりに昆布で裏巻きされており、具材にはカンパチが用いられています。細かく刻まれたカンパチにはピリッとした唐辛子とネギが混ぜ込まれており、昆布のシャリ、大葉、そして隠し味としての海苔が織りなすハーモニーは、一度食べたら忘れられない逸品として知られています。この「博多巻」は800円(税込)で提供されており、その独特の味わいは多くの食通を虜にしています。また、その日に仕入れた旬の魚を使ったお好み握りも楽しむことができ、中にぎり(1500円)には、仕入れによって内容が変わるものの、炙り穴子やイワシなどが提供されることがあります。お刺身やつまみも充実しており、お酒との相性も抜群です。日本酒や焼酎といったドリンクメニューも揃っています。
潮鮨では、お食事の締めやお土産としても人気の「博多巻」をはじめ、巻物やちらし寿司などをパックで持ち帰ることもできます。お弁当も提供しており、自宅やオフィスで潮鮨の味を楽しむことができるのも嬉しいサービスです。営業時間については、午後2時から午後10時30分まで営業しており、月曜日が定休日となっています。お寿司を気軽に、そして本格的に味わいたい時に、地元の人々はもちろん、観光客にもおすすめできる一軒です。