福岡市中央区春吉の隠れ家的な場所に佇む「春吉の焼き鳥居酒屋 とりかわ宝家」は、博多名物「とりかわ」を筆頭に、職人が丁寧に焼き上げる絶品串料理を気軽に楽しめる焼き鳥居酒屋です。福岡市営地下鉄七隈線渡辺通駅から徒歩約5分から7分、天神南駅からも徒歩約7分から8分と、主要駅からのアクセスも良好な立地にあります。春吉交番からほど近く、路地裏に位置しながらも、提灯が目印の温かみのある外観が訪れる人々を誘います。
ご主人が昔ご両親に連れて行ってもらったような、昔ながらのアットホームな焼き鳥屋さんをコンセプトとしており、気取らない雰囲気の中でゆったりと食事の時間を過ごすことができます。店内は温かな照明に包まれ、老若男女問わず、また女性一人でも気軽に立ち寄れるような居心地の良い空間が広がっています。
「とりかわ宝家」の看板メニューは何と言っても、博多のソウルフードともいえる「とりかわ」です。名物のとりかわは一本150円で提供されており、秘伝のタレで仕上げる「タレかわ」と、塩胡椒で味付けした「塩かわ」の二種類があります。秘伝のタレに何度も漬け込み、焼きと寝かしを繰り返して手間暇かけて作られる「タレかわ」は、40年以上にわたり継ぎ足されてきた深い味わいが特徴です。一方で「塩かわ」は、塩胡椒をもみこんでしっかりと寝かせることで、ぷるんとした食感と凝縮された鶏の旨みが堪能できる逸品です。どちらも何本でも食べたくなる、やみつきになる味わいとして多くのファンを魅了しています。
とりかわ以外にも、とろとろでプルプルな食感がクセになる「とん足塩焼き」も人気の一品です。約3時間かけてじっくりと炊き上げ、さらに寝かせることで、中までしっかりと味が染み込み、シンプルな塩胡椒ながらも酒の肴にぴったりです。手で持って豪快にかぶりつくのが美味しく食べる秘訣とされています。また、「地鶏ささみのしぎ焼き」は、その肉の甘さに驚く人も多いというほどの絶品で、ぜひ試してみたいメニューの一つです。串物は、もも、豚バラ、のどナンコツ、ダルム、はつ、レバー、砂ずりといった定番から、「かしら」や「さがり」といった希少部位まで幅広く揃っており、一本一本丁寧に手打ちされています。一本110円から楽しめるバラエティ豊かな串物が揃っています。その他、枝豆、冷やしトマト、酢もやしなどの一品料理も用意されており、食事の締めには「チーズin焼きおにぎり」も人気を集めています。ご飯ものには温かい鶏スープが提供され、食後にもこの鶏スープを味わうことができます。ディナーの予算は、おおよそ2,000円から3,000円程度とリーズナブルに楽しむことができ、焼き鳥10本と90分飲み放題が付いた3,500円のコースも用意されています。
店内には、調理風景を間近で見られる臨場感あふれるカウンター席が設けられており、お一人での利用やデートにも最適です。また、奥にはお座敷席（掘りごたつ式のテーブル席）も完備されており、友人との食事はもちろん、会社の同僚との宴会や飲み会など、少人数から大人数での利用まで、幅広いシーンに対応可能です。総席数は40席を設けています。
営業時間は火曜日を除く毎日17時30分から翌0時または翌1時まで営業しており、料理・ドリンクのラストオーダーもそれに準じています。遅い時間まで営業しているため、二軒目としても利用しやすいでしょう。定休日は不定休ですが、主に火曜日が休みとなることが多いようです。店舗は全席禁煙と案内されています。
特別なサービスとしては、テイクアウトが可能である点が挙げられます。自宅で「とりかわ宝家」の味を楽しみたい際にも便利です。また、ホットペッパーグルメやぐるなび、Yahoo!マップなどを通じたインターネット予約にも対応しており、事前に席を確保しておきたい場合や、来店時にスムーズな案内を希望する際に便利です。創業から10年以上にわたり、地元福岡で愛され続けている「とりかわ宝家」は、博多の焼き鳥文化を体験するのに最適な一軒と言えるでしょう。
