福岡市博多区博多駅中央街、ヨドバシ博多ビル1階の好立地に位置し、かつて多くの人々に親しまれたイタリアンバール バル道 博多店は、2025年2月9日をもって営業を終了しました。JR博多駅筑紫口から徒歩わずか2分という抜群のアクセスを誇り、駅を出てすぐの場所にその魅力的な空間を構えていました。その利便性から、仕事帰りや観光の合間など、様々なシーンで立ち寄る人々で賑わいを見せていました。
同店は「肉×ワイン」をコンセプトに掲げ、九州産の厳選された新鮮な肉や野菜、魚介類をふんだんに使用したイタリアンバルとして人気を博していました。オープンキッチンが特徴的な店内は、活気にあふれながらもカジュアルでおしゃれな雰囲気を演出しており、大人がゆったりと食事を楽しむのに最適な空間でした。料理が目の前で調理されるライブ感も、訪れる人々の五感を刺激し、食体験をより一層豊かなものにしていました。特に、阿蘇の赤牛やむなかた牛、やよい豚、朝びき鶏など、鮮度と産地にこだわった肉料理は、多くの食通を唸らせていました。地産地消を大切にし、季節ごとに変化する産地直送の新鮮な食材を取り入れることで、彩り豊かで見た目にも美しい料理の数々を提供していました。
メニューには、お店の看板メニューとして知られた「スーパーマルチョウ 赤ワインMISOソース」や、肉本来の旨味を存分に味わえる「至高の赤身『阿蘇のあか牛』のグリル」など、肉料理のバリエーションが豊富でした。また、新鮮な朝挽き鶏を使用した「鮮度抜群!朝挽き鶏パッチョ」も好評を博していました。利用者から特に高い評価を得ていたのは、独特の甘みと塩味が絶妙に調和した「こぼれポテト しあわせバター味」で、そのやみつきになる味わいは多くのリピーターを生み出していました。定番のマルゲリータピザや、プリプリの海老がたっぷり入ったアヒージョ、じっくりとオーブンで焼き上げられたスペアリブなども人気のメニューでした。ランチタイムには、1200円前後で肉料理、パスタ、ピザから選べるランチセットが提供され、ボリューム満点のサラダとドリンクが付くお得な内容でした。ディナータイムでは、2990円から3500円程度の価格帯で飲み放題付きのコースも用意されており、サラダ、前菜、こぼれポテト、肉料理、アヒージョ、そして選べるピザかパスタ、デザートまでが含まれる充実した内容でした。
ドリンクメニューも充実しており、90種類以上もの豊富なワインを取り揃え、肉料理との相性を考慮した幅広いラインナップが魅力でした。気軽に楽しめるグラスワインから、じっくりと味わうボトルワインまで、様々なニーズに対応していました。中でも「バル道名物 満タンスパークリング」は、グラスの縁までなみなみと注がれるパフォーマンスが視覚的にも楽しい一杯で、790円という価格で提供されていました。その他にも、美酢を使用したオリジナルカクテルや、国内外のビール、ウイスキー、果実酒、焼酎、日本酒など、多種多様なアルコール類が用意され、ノンアルコールドリンクの選択肢も豊富でした。
店内には合計50席が設けられており、開放感のあるテラス席も完備されていました。晴れた日にはテラス席で食事を楽しむこともでき、賑やかながらもリラックスできる空間として利用されていました。個室やソファ席の明確な情報は確認できませんが、少人数からグループまで、様々な人数に対応可能なテーブル席が配置されていたようです。
特別なサービスとして、土日祝日の14時から16時までの時間限定で、120分飲み放題が980円(ビールは別途1500円)というお得な「昼バルコース」が提供されており、昼飲みを楽しみたい人々から好評を博していました。オンラインでの事前予約も可能で、来店をスムーズにするサービスも提供されていました。