高知県高知市本町に位置する「明神丸 本店」は、高知の味覚を存分に堪能できる藁焼き鰹たたき専門の居酒屋です。土佐電鉄『堀詰電停』を下車してすぐの場所にあり、中央公園南西口すぐ西角のビッグエコー中央公園店の西側に位置しており、アクセスは非常に便利です。とさでん交通伊野線堀詰駅からは徒歩1分、とさでん交通後免線はりまや橋駅からも徒歩4分と、主要な駅からも歩いて訪れることができます。高知駅からでも徒歩10分程度で到着するとされており、観光客にも地元の方にも利用しやすい立地です。
明神丸は、鰹の漁獲量日本一を誇る「明神水産」の飲食店部門として1999年に開業しました。自社で一本釣りした新鮮な鰹を最高の状態で提供することにこだわり、鰹専門のリーディングカンパニーとしての役割を担っています。藁焼きへのこだわりも強く、香ばしい風味と旨味を閉じ込める藁焼きならではの調理法を追求。藁の品質にも妥協せず、自社ファームで米作りをして藁を育てている徹底ぶりです。店内で行われる藁焼きのライブパフォーマンスは、視覚と嗅覚でもその醍醐味を味わうことができ、高知ならではの活気を感じさせます。
提供されるメニューの中心はもちろん、藁焼き鰹たたきです。特に「藁焼き鰹の塩たたき」は、黒潮町の塩職人が太陽熱と自然風の力のみで作ったこだわりの天日塩でいただくのが元祖とされ、鰹本来の旨味と藁の香りが絶妙に調和した逸品です。塩たたきと特製ポン酢のタレたたきを両方味わえる「タタキ盛り合わせ」も人気を集めています。価格は、藁焼き鰹たたき(単品)で5切が800円(税込)、定食では1,000円(税込)から提供されており、その他にも7切、10切、13切のサイズが用意されています。定食には、味噌汁と小鉢、漬物が付きます。
鰹のたたき以外にも、高知の旬の魚の味わいを活かした漁師料理や郷土料理が豊富に揃っています。稀少部位である鰹のハランボの藁焼きや、高知名物の長太郎貝を炭焼きや黄金焼きで楽しめる一品など、明神水産直営店ならではの新鮮な海の幸を堪能できます。また、鰹の漬け丼や、藁焼き塩たたきの握りといったご飯ものも充実しています。デザートには、高知名物の「アイスクリン」や、土佐ジローの濃厚な卵を使用した「土佐ジローの芋天バニラアイス」、高知県津野山で育った緑茶を使った「緑茶プリン」なども楽しめます。ドリンクメニューでは、キリン一番搾りなどのビール、ハイボール、ゆず酎ハイ、そして高知の地酒「土佐地酒三種飲み比べセット」などが用意されています。平均予算は通常利用で5,000円程度とされており、様々な料理とドリンクを楽しむことができます。
店内は落ち着いた和空間が広がり、食事をゆったりと楽しめる雰囲気です。総席数は90席で、テーブル席が40席、掘りごたつ式の完全個室が52席用意されています。テーブル席は4名掛けの席が多く、大人数での利用は最大22名まで可能です。個室は6名から最大16名まで利用できる部屋があり、接待や各種宴会、家族や親族の食事など、様々なシーンで活用できます。特に1.5階(中2階)にある8名様用の掘りごたつ席は、家族連れに配慮された空間として案内されています。店内には化粧室も完備され、洋式(温水洗浄便座)が利用可能です。女性向けには爪楊枝、衣類の消臭スプレー、あぶらとり紙、生理用品、男性向けには爪楊枝がアメニティとして備え付けられています。
支払い方法は現金、各種クレジットカード(VISA、Master、Amex、Diners、JCB)、PayPayなどのQRコード決済が利用可能です。電話予約だけでなく、24時間対応のネット予約も受け付けており、スムーズな利用が可能です。高知で本場の鰹の藁焼きを味わいたい方にとって、明神丸 本店は選択肢の一つとなるでしょう。