高知県高知市帯屋町に位置する「藁焼き鰹たたき明神丸 帯屋町店」は、高知の代表的な郷土料理である鰹の藁焼きたたきを堪能できる人気店です。にぎやかな帯屋町アーケード内に店を構え、とさでん交通伊野線大橋通駅から徒歩約3分、堀詰駅からも徒歩約4分と、主要な観光地からもアクセスしやすい便利な立地です。ひろめ市場からも徒歩わずか2分の距離にあり、高知の食文化の中心で、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。
この店舗の最大の魅力は、目の前で豪快に焼き上げる「藁焼き鰹たたき」です。藁は火力が非常に強く、約千度の高温で瞬時に鰹の表面を焼き上げます。これにより、鰹の旨みを閉じ込めつつ、藁の芳ばしい香りが魚全体に深く染み渡り、他では味わえない独特の風味を生み出します。明神丸では、注文を受けてから藁で焼き始める「焼き切り」にこだわり、常に最高の状態で提供されるため、新鮮な香りと食感を存分に楽しめます。たたく際には、黒潮町産の天日塩を使用しており、鰹本来の旨みを引き立てるシンプルな塩たたきは、わさび、ゆず果汁、ニンニクといった薬味と共に味わうのが明神丸流とされています。また、特製ポン酢ダレでいただくタレたたきも人気で、大葉やミョウガなどお好みの薬味との相性も抜群です。
メニューには、塩たたきとタレたたきの両方を一度に楽しめる「これやきセット」や、さらに新鮮な鰹の刺身も味わえる「鰹三昧セット」など、様々な組み合わせが用意されています。これやきセットは、高知の幡多弁で「これだ!」という意味を持ち、高知の食文化を深く体験できる一品です。価格は、塩たたきやタレたたきの6切が1,298円から、これやきセットの12切が1,958円から、鰹三昧セットの12切が2,178円から提供されており、人数や好みに合わせて選べます。鰹料理以外にも、高知ならではの珍味として「うつぼの唐揚げ」が1,408円で提供されており、見た目のインパクトとは裏腹に、コラーゲンたっぷりで旨みが凝縮された逸品として知られています。その他、季節ごとに変わる旬の野菜を使った料理や、栗豚の甘酢炒めなど、地元の食材を活かした創作料理も楽しめます。ランチの平均予算は約1,000円、ディナーの平均予算は約3,500円程度で、質の高い高知の味を気軽に満喫できます。
店内は総席数65席で、様々なシーンに対応できる座席が用意されています。ゆったりとくつろげる掘りごたつ席は4名様用のものが3卓あり、少人数での利用はもちろん、最大12名まで対応できる席も備えられているため、グループでの食事にも適しています。その他にも、カウンター席やテーブル席が多数用意されており、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気です。
明神丸 帯屋町店は、ひろめ市場店とは異なり、事前の予約が可能です。これにより、混雑時でもスムーズに入店でき、観光客や団体客にとって特に便利なサービスと言えます。県外からの客人を招いて高知の味をじっくりと楽しみたい場合や、大切な人との会食、各種宴会など、計画的に食事をしたい際に重宝されます。お客様の要望に応じた様々な宴会コースも用意されており、家族での食事、会社の飲み会、歓送迎会など、幅広い用途で利用されています。高知の食の魅力を存分に味わえる「藁焼き鰹たたき明神丸 帯屋町店」は、高知を訪れる際にはぜひ立ち寄りたい一軒です。