高知県高知市廿代町に位置する「土佐市場寿し」は、地元高知の新鮮な海の幸を堪能できる寿司店として知られています。最寄りの駅からはアクセスしやすい立地であり、土佐電鉄桟橋線「蓮池町通駅」からは徒歩約3分、同じく桟橋線の「高知橋駅」からも徒歩約4分と、電車を利用する方にも便利な場所にあります。JR土讃線高知駅からは徒歩約8分と、少し足を延ばせば高知駅からもアクセス可能です。周辺にはコインパーキングも多数点在しているため、車での来店も検討できます。
この店の大きな特徴は、高知ならではの旬の天然魚にこだわり、新鮮な素材を活かした料理を提供している点です。特に、高知名物である鰹のたたきには強いこだわりが見られます。主に土佐沖で獲れる「生カツオ」を使用し、藁焼きの藁も地元南国市産のものにこだわる徹底ぶりです。注文を受けてから、火力の強いカヤと香りの良い藁を組み合わせて丁寧に藁焼きを行うため、香ばしい藁の香りが口いっぱいに広がる絶品の鰹のたたきを味わうことができます。塩たたきにはモンゴル産岩塩を使用しており、鰹本来の旨みを引き立てるまろやかな味わいが特徴です。さらに、希望すれば鰹の藁焼きの実演や体験ができるサービスも提供されており、高知の食文化をより深く体験することが可能です。
寿司に使用される米は、「天空米」として名高い高知のブランド米「にこまる」を、米どころである窪川・朝霧の里(七里)から仕入れています。魚介は主に室戸方面で朝獲れた天然魚を使用し、養殖魚はほとんど扱わないというこだわりぶりで、素材の良さを最大限に活かした寿司が提供されています。
メニューは、藁焼きの鰹のたたきや新鮮な刺身、握り寿司のほか、高知ならではの珍しい一品料理も豊富に取り揃えられています。口コミでは、ちちこの煮付けやどろめ、うつぼの唐揚げ、チャンバラ貝の煮付けなどが挙げられており、様々な地元の味を楽しむことができます。予算はディナーで〜6,000円程度とされていますが、リーズナブルな価格でボリューム満点の料理が楽しめるという声も多く聞かれます。
座席は総席数50席を有しており、カウンター席が14席、座敷が4名掛けテーブルが5卓と8名掛けテーブルが1卓、そしてボックステーブル席が7名掛けで1卓と、多彩なタイプが用意されています。座敷席は仕切りやブラインドが設けられており、半個室としても利用できるため、プライベートな空間で食事を楽しみたい場合や、接待、会食などにも適しています。また、12名から40名程度の宴会にも対応可能な座敷席があり、大人数での利用も可能です。店内は落ち着いた空間が広がっており、広々とした席でゆったりと食事の時間を過ごすことができます。お子様連れでの入店も可能であるため、家族での利用にも配慮が行き届いています。
ドリンクメニューも充実しており、酒豪が多い高知ならではの豊富なラインナップが魅力です。日本酒や焼酎は特にこだわりを持って取り揃えられており、ボトルキープも可能です。高知の蔵元自慢の純米酒から3種類を選んで楽しめる「利き酒『三点セット』」も提供されており、様々な地酒を飲み比べることができます。
土佐市場寿しは、高知の新鮮な海の幸と、地元の食材にこだわった料理、そして様々なシーンで利用できる座席や、藁焼き体験といった特別なサービスが揃い、高知の食文化を満喫できる場所として多くの人々に親しまれています。