愛媛県今治市松本町に位置する「Motsunabe&Dining つぼ吉」は、JR予讃線今治駅から徒歩約10分から11分の距離にあり、今治警察署の横にある百十四銀行を右折してすぐの四国グランドホテル1階に立地しています。今治市旭町からの移転を経て、現在の場所で営業しています。駐車場も7台分完備されており、車での来店も可能です。
「造船の町今治」をモチーフにしたという壮大でインパクトのある船のような外観が特徴で、観音開きの入り口を開けると幻想的で落ち着いた通路が広がり、正面には満開の梅の絵が描かれた扉が見えます。その扉を抜けると、開放感のある吹き抜けの空間が広がり、店内には紅白の対峙する梅の絵と梅の家紋を模った店のシンボルが配されています。広々としたフロアは、カウンターがステージとなり、イベントにも利用されることがあります。
この店の中心となるメニューは、国産の生小腸のみを使用したこだわりのもつ鍋です。塩、醤油、味噌の3種類の味から選ぶことができ、あっさりとした味わいとコクのある塩味、味の深みと風味を生かした醤油味、風味とコクを追求した優しい味わいの味噌味があります。もつ鍋は一人前から提供されており、もつや野菜、餅、豆腐、ちゃんぽん麺、うどん、雑炊セットなどの追加具材も豊富に用意されています。
もつ鍋以外にも、約200種類以上の豊富な梅酒やリキュールが取り揃えられており、日本酒や焼酎、ワイン、カクテルも充実しています。全国から厳選された梅酒の中には、全国梅酒品評会で高評価を得たものや希少な銘柄も入荷することがあります。気になる5種の梅酒を飲み比べできるテイスティングセットも人気です。
一品料理も豊富で、定番の茹でたて枝豆やフライド唐辛子、やみつき胡瓜などの酒菜に加え、脂ののったカツオのタタキや県内産の新鮮な朝どれ鶏のタタキ、霜降り馬刺しといった新鮮な素材を使った料理も提供されています。今治名物「焼豚玉子飯」をサラダにした「焼豚玉子サラダ」や、照り焼きチキンを天ぷらにした逸品など、趣向を凝らしたメニューも楽しめます。揚げ物では、鶏もも肉の唐揚げや海老のプリマヨ、和風出汁をかけた滑らかな口当たりの揚げ出し豆腐「つぼ吉豆腐」などがあります。
座席は、広々としたフロアにテーブル席、カウンター席、座敷席が用意されています。個室も完備されており、最大50名まで利用可能な宴会場もあります。テーブル席は6名掛けが4卓、4名掛けが1卓、12名掛けが1卓あり、少人数から大人数まで様々なシーンに対応しています。2階には16名までの宴会席が3部屋、半個室のテーブル席が12部屋あります。店内は全席喫煙可能です。総席数は資料によって40席と100席の記載が見られますが、大人数収容可能であることが伺えます。
予算はディナーで4,000円から4,999円程度が目安とされており、つきだし代として200円のチャージがあります。飲み放題付きのコースも用意されており、4名から利用可能な「もつ鍋やお刺身の8品付いたコース」は5,500円(税込)、一品料理7品が付いたコースは5,000円(税込)で提供されています。料理のみのコースもあり、もつ鍋と一品料理8品で3,000円(税込)から利用できます。また、22時以降の予約も可能です。
テイクアウトも可能で、自宅でも楽しめる「もつ鍋セット(2人盛り)」のほか、一部の一品メニューも持ち帰ることができます。きめ細やかな接客と幻想的で遊び心あふれる和モダンな雰囲気も評価されており、女性客の利用が多いことも特徴の一つです。