愛媛県松山市二番町に位置する「和cafe WA!KKA」は、伊予鉄道大街道駅から徒歩約3分から5分の場所にあります。大街道の「二浪証券」の角を東へ進み、二つ目の交差点を左折するとすぐに見つけることができます。松山市駅からも徒歩約20分圏内と、主要駅からのアクセスも良好で、松山城や道後温泉といった観光地からも比較的近く、観光で訪れる方にも立ち寄りやすい立地です。繁華街にありながらも、昼間は落ち着いた雰囲気の中で過ごせる隠れ家のような和風カフェとして知られています。店舗斜め前にはコインパーキングが複数あり、車での来店も便利です。
「和cafe WA!KKA」は、2023年1月に現在の和カフェとして再出発したお店です。以前は「鉄板グリルWA!KKA」として営業していましたが、和カフェへと業態を変更し、主婦層を中心に人気を集めています。姉妹で経営されており、料理担当の姉と、接客や焼き菓子、雑貨づくりを担当する妹の二人がそれぞれの個性を活かして店を運営しています。プロの調理経験はないとのことですが、だからこそ出せる「素材の味を120%活かした自然な味」を大切にしています。健康的で安心して食べられるものを提供したいという思いから、食材選びや調理法にはこだわりがあります。産直市場で購入した新鮮な野菜や国産のお肉を定食に、人気のつぶあんには北海道産の小豆とてんさい糖を使用するなど、厳選された素材を使用しています。
店内は純和風の空間が広がり、特に目を引くのは壁一面に飾られた葛飾北斎の富嶽三十六景です。この北斎の絵が和モダンで印象的な空間を演出し、来店客は絵の迫力に圧倒されることでしょう。大きな波裏を背景に写真撮影を楽しむこともでき、SNS映えすると評判です。内装や装飾、小物に至るまでオーダーメイドで揃えられており、店主のこだわりが随所に感じられます。落ち着いた雰囲気の中で、日本の伝統美を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができます。
座席はカウンター席と掘りごたつ式のテーブル席が用意されており、ゆったりとくつろげる工夫がされています。広いカウンター席は4席設けられており、男性・女性問わずおひとり様でも気軽に利用しやすい空間です。リラックスして過ごしやすいように配慮された座席配置は、ビジネスパーソンのランチ利用にも適しています。
メニューは、和スイーツを中心にランチも提供しており、どれも美味しく健康的な食事が楽しめるのが特徴です。オープン当初はおはぎと白玉のみでしたが、顧客の要望に応え、ランチやかき氷、焼き菓子などが追加され、365日進化を続けるカフェとして注目されています。看板メニューの一つであるおはぎは、21種類の国産雑穀を混ぜたおこわをベースにしています。北海道産の小豆とてんさい糖を使用した自家製粒あんをはじめ、きなこ、抹茶、ほうじ茶、ごまなど、定番の5品に加え、季節限定の「桜」や「さつまいも」(各180円)など、彩り豊かなおはぎが並びます。「7種のおはぎセット」(1,000円)は、見た目にも美しく、様々な味を楽しみたい方におすすめです。その他、単品(130円~)でも購入可能です。おはぎはテイクアウトもできるため、お土産や自宅でのティータイムにも最適です。
自家製のもちもち白玉を堪能できる「よくばり白玉セット」(1,200円)は、自家製白玉10個にみたらし、きなこ、自家製粒あんの3種の味、選べるアイスクリーム(バニラ、抹茶、黒ごま、ほうじ茶、糀甘酒)、猫モナカ、塩昆布、ドリンクがセットになった贅沢な一品です。注文を受けてから茹でるもちもちの自家製白玉は、その食感と味わいで多くのリピーターを惹きつけています。
かき氷は年中提供されており、冬でも楽しむことができます。創業120年の水口酒造でも使われている「ニキタツ氷」を贅沢に使用しているため、口どけが良く、食べた後に頭がキーンとしないのが特徴です。「宇治抹茶氷」(870円)は、練乳、おいり、猫モナカがトッピングされ、見た目にも可愛らしく、風味豊かな宇治抹茶の味わいが広がります。てんさい糖や甘酒などを原材料として、メニューに応じて自家製シロップを作るなど、手間暇かけたこだわりの一品です。
ランチメニューも充実しており、特に人気なのは「WA!KKAの気まぐれ発酵ごはん」(1,350円)です。旬の食材と発酵調味料を使った日替わりのおかずが楽しめ、過去にはアジフライや梅しそロースカツなどが提供されました。日替わりのおかずの内容は、公式Instagramで確認することができます。酵素玄米を使った定食やスイーツは、カロリーを気にしている方にも好評で、低糖質なメニューも提供されています。酵素玄米は東温産の無農薬玄米、黒千石大豆、ヒマラヤの岩塩を特別な方法で炊き上げており、もちもちとした独特の食感と旨味を感じられます。玄米が苦手な方にこそ試してほしい一品として推奨されています。他にも「塩麹おでん定食」(1,000円)や「酵素玄米おにぎりと食べる味噌汁」(880円)など、体に優しい和定食が揃っており、すべての料理が「感動レベル」と評されることもあります。甘酒も甘さ控えめで飲みやすく、おこわで使われている雑穀ともち米に麹を入れて作られており、奥深く複雑な味わいを楽しめます。
特別なサービスとして、ネット予約やInstagramのDM、電話での予約を受け付けています。PayPayなどのQRコード決済にも対応しており、支払い方法の選択肢も豊富です。店内では、焼き菓子や雑貨類も販売されており、食事以外にも買い物を楽しむことができます。酵素玄米はテイクアウトも可能で、外でもその美味しさを味わうことができます。また、自家製の梅酒も提供されることがあり、通うたびに新しい発見があるのもこのカフェの魅力です。