愛媛県松山市味酒町に位置する「洋食屋自然」は、伊予鉄道高浜線古町駅から徒歩約2分というアクセス便利な場所にあります。フジグラン松山の駐車場北口からもすぐの距離で、鮮やかな赤いドアと、ドア横に置かれた懐かしのバイクが目印となっています。店舗前には専用の駐車場が2台分設けられており、車での来店も可能です。
店内に入ると、壁一面に描かれた壮大なウォールアートが目に飛び込み、訪れる人々を明るい雰囲気で迎えます。このウォールアートはメッセージボードとしても利用されており、来店客からのメッセージが書き込まれることもあるようです。座席はカウンター席が5席、2人掛けのテーブル席が5セットで、合計15席が用意されており、一人でも友人や家族とでも利用しやすい空間です。天井が高く静かな店内は、落ち着いて食事を楽しむのに適しており、店内随所に飾られたアートやディスプレイが、座る席によって異なる話題を提供してくれるでしょう。
「洋食屋自然」の店主は、大阪出身で、18歳からフランス料理店に勤務し、フレンチの巨匠に師事した経験を持つベテランシェフです。世界料理オリンピック大会で銅メダルを獲得し、ホテルチェーンの料理長も務めた経歴を持ち、その確かな技術とセンスが料理に反映されています。店主自身の経験から、店内は段差のないバリアフリー設計となっており、トイレも車椅子での利用が可能な広々とした空間です。入口のドアは引き戸で幅88cmあり、現在は開放されていることも多いようですが、通常時も自動ドアのため、介助なしで出入りが可能です。車椅子の方がテーブルにそのまま着くことができるよう、テーブルの移動も可能で、テーブルの高さは71cm、カウンターは70cm、椅子の高さは45cm、室内通路は130cmから162cmと広々としています。
メニューは、健康に配慮し、「自然」と「オリジナル」にこだわった手作りの洋食が中心です。特に「自慢のハンバーグステーキ」は、黒毛和牛やのざき牛をメインに使用し、フレンチの技法で調理された上質な一品として人気を集めています。サイズやソース(オリジナルソース、デミグラスソース、トマトソースの3種類)を選ぶことができ、Sサイズ単品で1180円です。その他にも、香り高い海老のソースとプリプリの海老をふんだんに使った「海老のクリームコロッケ」(1230円)や、6時間以上煮込み、12時間寝かせた箸で切れるほど柔らかい「牛ほほ肉のシチュー」(1520円)なども提供されています。さらに「大きなポークジンジャー」(1230円)や「柔らか鶏テキ」(980円)、「大きなエビフライ 自家製タルタルソース」(1280円)、「適度な霜降りが入っている 牛肩ロースのカツレツ」(1560円)といった洋食の王道メニューが並びます。ライスは150円(大盛プラス100円、小盛マイナス50円)、ミニサラダ100円、ポタージュスープ180円で追加が可能です。ランチの平均予算は約900円、ディナーは通常平均で1,500円、宴会平均で3,000円とリーズナブルに本格的な洋食を楽しめます。
特別なサービスとして、アレルギーや糖尿病に対応したメニュー、ミキサー食、刻み食、トロミの調整、お子様メニューなども事前予約で対応している点が挙げられます。また、10名以上での予約であれば貸切も可能で、記念日やパーティー、歓送迎会にも利用できます。コース料理は2,500円から、飲み放題付きなら90分3,500円から提供されています。ランチタイムにはコーヒーが1杯100円でセルフサービスとなっており、無料Wi-Fiや電源も完備されているため、長時間の滞在やちょっとした作業にも便利です。乳幼児や未就学児、小学生も入店可能で、離乳食の持ち込みもできます。