徳島県名西郡神山町神領本上角にある「粟カフェ」は、のどかな里山の風景が広がる地域に佇むカフェです。昭和レトロな趣のある外観が特徴で、2012年にオープンしました。国道438号線沿いに位置し、道路沿いの看板と、かわいいおにぎりのイラストが目印の裏口の入り口も存在します。公共交通機関を利用する場合、JR徳島駅から徳島バス神山線に乗車し、「神山温泉前」バス停で下車すると徒歩約1分とアクセスしやすい場所にあります。駐車場は店の表と裏に合わせて15台分が用意されていますが、ランチタイムは混み合うため、早めの来店が推奨されています。周辺には神山温泉や上一宮大粟神社、道の駅温泉の里神山などがあり、観光の途中に立ち寄るのも便利です。
店内は木のテーブルや椅子が配されたナチュラルな雰囲気で、席間にはゆとりがあり、一人でも利用しやすいカウンター席も設けられています。総席数は店内22席、テラス席21席です。テラス席はペット同伴も可能です。2階はギャラリースペースとして利用され、カフェスペースでは神山町の美しい風景を描いた絵や写真が展示されることもあります。
「粟カフェ」は、地産地消を心がけ、神山町産をはじめとする徳島県産の新鮮な食材をふんだんに使用した、体に優しい料理を提供しています。日替わりの「粟カフェランチ」や「粟カフェハンバーグランチ」などが主なランチメニューで、それぞれ927円(税別)です。人気の定番メニューである「めがみ米ご飯のキーマカレー サラダ付き」は746円(税別)で、神山町産の古代米「めがみ米」を使用したプチプチとした食感が楽しめます。「ハーフカレーとケーキのセット」は564円(税別)にケーキ代が加算される形です。その他に「カレーうどんとあと入れごはん」が700円(税別)、お子様向けの「キッズカレー カルピスorオレンジジュース付き」が473円(税別)で提供されています。メニューは店内の黒板に記載されており、料金は先払い制です。料理は席まで運ばれますが、食器の返却はセルフサービス、お水やお茶もセルフサービスとなっています。
スイーツにも定評があり、特に「神山美人ケーキ」は「とくしまスイーツグランプリ2015」で第三位を受賞した徳島県産神山すだち果汁をたっぷりと使った「すだちアボカドケーキ」をはじめ、シェフ手作りのフレッシュケーキが人気です。季節の旬の果物を使ったケーキも提供されており、遠方からこれを求めて訪れる客もいます。
「粟カフェ」は、神山の豊かな自然に囲まれたロケーションで、店内から望む緑が癒しの時間を提供します。店内にはFree Wi-Fiが完備されており、支払い方法は現金とPayPayに対応していますが、クレジットカードは利用できません。席の確保やランチの予約も電話にて受け付けています。