徳島県徳島市新蔵町一丁目七十七番地に位置する「総本家橋本 そば蔵」は、徳島の地に根差した歴史ある蕎麦店として、地元の人々はもちろん、観光で訪れる多くの人々から親しまれています。徳島地方裁判所のすぐ裏手にあり、官公庁も近いこの場所は、昼時にはビジネスパーソンで賑わい、夜には落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。JR牟岐線阿波富田駅からは徒歩約10分というアクセスに加え、新蔵町バス停から徒歩1分、公園前・裁判所前または文化センター前バス停からもアクセス可能で、利便性の高さも魅力です。また、店舗には16台分の駐車場も完備されており、車での来店も安心です。
「総本家橋本」は、その昔、平家の落武者が米の代わりに蕎麦の実を食したことに由来する徳島県の郷土料理「そば米汁」を、全国で初めてメニュー化したことで知られる老舗です。伝統を守りながらも革新を続ける姿勢は、来店する多くの人々に感動を与えています。店内は明るく活気に満ちた雰囲気で、スタッフ一同がお客様を温かく迎え入れています。昼はランチメニュー、夜は居酒屋風の品々も提供されており、時間帯によって異なる顔を見せるのも特徴です。
この店の名物として特に有名なのは、一人前で二つの蕎麦が提供される「生そば」です。うるめいわしから取ったこだわりの出汁と、しっかりとした歯ごたえが特徴の蕎麦は、シンプルながらも奥深い味わいを堪しめます。また、「阿波尾鶏の親子丼とおそばのセット」も大変人気が高く、旨味が凝縮された阿波尾鶏と蕎麦の組み合わせは、多くの食通を唸らせています。定番の「ざるそば」や「天ぷらそば」をはじめ、「鶏南蛮」や「玉子とじそば」といった温かい蕎麦、さらに徳島の豊かな海の幸を堪能できる「鳴門鯛のかま焼き」や「本日の刺身盛り合わせ」といった一品料理も充実しています。ランチタイムには、ミニ丼と蕎麦のセット(例えばミニ阿波尾鶏親子丼、ミニ天丼、ミニカツ丼から選べるセット)が約1,180円(税込)で提供され、平日の日替わりランチセットは約756円(税込)と、手頃な価格で上質な食事が楽しめます。夜の平均予算は2,000円からとされており、各種宴会には2時間飲み放題付きで8品4,000円(税込)から利用できるコースも用意されており、会社宴会や友人との飲み会、大切な記念日など、様々なシーンで利用が可能です。
総席数は142席を誇り、1階には82席、2階には60席が配置されています。広々とした店内には、プライベートな時間を過ごせる個室も完備されており、こちらは事前の予約が必要です。座敷席も用意されており、特に窓際の席からは徳島らしい藍染めの布が印象的な空間が広がります。家族連れや小さなお子様を連れての来店も歓迎されており、ゆったりと食事ができる配慮がされています。法事や各種宴会にも対応しており、予算や内容に応じたきめ細やかな相談が可能です。
特別なサービスとして、自宅で本格的な蕎麦の味を楽しめるテイクアウトメニューも充実しています。暑い季節には「ざるそば弁当」や「ミニ天丼とざるそばのセット」などが好評です。また、遠方の方や贈答用には、「生そば」や「干しそば」をオンラインで注文できる通信販売も行われており、徳島の味を全国に届けています。支払い方法も多岐にわたり、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)やQRコード決済にも対応しているため、幅広い層の利用者が便利に利用できます。さらに、オンライン予約サイトを通じて予約することで、各サイトのポイントが貯まるサービスも提供されており、お得に食事を楽しむことができます。
「総本家橋本 そば蔵」は、徳島の食文化を象徴する「そば米汁」をはじめ、伝統的ながらも新しい蕎麦の魅力を発信し続ける、地域に深く根ざした名店です。歴史と趣を感じさせる空間で、心ゆくまで徳島の味を堪能できることでしょう。