徳島県板野郡藍住町富吉須崎33-1に以前存在した「AGBASE」は、その地にガレージカフェとして根付き、多くの人々に親しまれていました。この旧店舗は、阿波川端駅から徒歩約17分(約1,067m)の距離に位置し、広々とした駐車場も完備されていたため、車でのアクセスも非常に便利でした。しかし、「AGBASE」は更なる進化を遂げるべく、2024年12月13日に徳島市昭和町8-23-2へと移転し、新たなステージでその魅力を発信しています。
「AGBASE」の最大の魅力は、その名の通り「ガレージ」をテーマにした独特の空間設計にあります。オーナー自身が車の整備士であり、その情熱が店舗のデザインに随所に反映されています。店内は、DIYによる温もりとインダストリアルな要素が融合した、独創的でおしゃれな雰囲気が特徴です。旧店舗も天井が高く開放感があり、手作りの温かみが感じられるインテリアが印象的でしたが、移転後の新店舗では、さらに広さを活かした開放的な空間が広がっています。多様なデザインのソファ席、ゆったりと過ごせるテーブル席、そしてカジュアルなカウンター席など、気分やシチュエーションに合わせて選べる多彩な座席が用意されています。特に目を引くのは、壁面を彩るプロジェクション映像です。幻想的な光と映像が織りなす空間は、まるで異世界に迷い込んだかのような非日常感を演出し、訪れる人々を魅了しています。さらに、徳島県内でも有数の巨大スクリーン設備を備えており、イベント利用などにも対応できるポテンシャルを秘めています。
提供される料理は、ランチからカフェタイム、そして夜のバータイムまで、時間帯ごとに異なる顔を見せます。ランチメニューの中でも特に好評なのは、ボリューム満点の「唐揚げプレート」と、濃厚な味わいの「ボロネーゼドリア」です。唐揚げは一つ一つが大ぶりで食べ応えがあり、自家製タルタル、和風、チリの3種類のソースから選べるため、味の変化も楽しめます。その他にも、パスタランチやパンシチューランチ、季節ごとに内容が変わる週替わりランチ(例えば鉄板ハンバーグなど)も用意されており、幅広い選択肢から好みのものを見つけることができます。ドリンクバーも提供されているため、食事をしながら様々な飲み物を自由に楽しむことが可能です。日が暮れると、店舗はシックで落ち着いたバーへと変貌します。ビールや焼酎、ワインなど豊富なアルコールメニューが揃い、ゆっくりと時間を過ごしたい大人のための空間となります。
「AGBASE」は、単なるカフェやバーに留まらない、多機能なコミュニティスペースとしての側面も持ち合わせています。大人だけでなく、小さなお子様連れのファミリー層、さらにはペットを連れての来店も歓迎されており、「オールラウンドな隠れ家カフェ」として地域に開かれた場所となっています。店内にはプライバシーが保たれる半個室席もあり、デートや友人との語らい、少人数のグループでの利用にも最適です。また、結婚式の二次会や各種パーティー、送別会といった貸し切りイベントにも対応可能であり、今後、様々なイベントでの利用が期待されます。利用者からの口コミでは、サプライズ演出にも快く応じてくれるとの声もあり、誕生日などのお祝いの場としても選ばれています。