JR高松駅からわずか徒歩1分、約100メートルという抜群のロケーションに位置する「若大将」は、その大きな看板と鮮やかな赤い提灯が目印の焼き鳥専門店です。高松駅のバスターミナル側から道を一本挟んだ向かい側にあり、出張や観光で高松を訪れる方々はもちろん、地元の方々からも長年愛され続けている老舗として知られています。最終便の時間ぎりぎりまでゆっくりと飲食を楽しめるため、旅の締めくくりや仕事終わりの一杯にも最適な場所として親しまれています。
店内はどこか懐かしさを感じさせる昭和レトロな雰囲気が広がり、壁には多彩なメニューが並び、初めて訪れる方でも温かく迎えられるような居心地の良い空間が演出されています。注文は、各テーブルに置かれた用紙に記入するスタイルで、一本一本丁寧に焼き上げられた熱々の串焼きが、最高の状態で提供されます。
「若大将」の自慢は何と言っても、新鮮な鶏肉を秘伝の甘辛い醤油ベースのタレで香ばしく炭火焼きにした串焼きの数々です。身が引き締まったプリプリとした食感の鶏肉と、濃厚なタレの絶妙な組み合わせは、一度食べたら忘れられない味わいと評判です。定番の「ねぎま」は一本110円から、香川県産のブランド鶏「オリーブ地鶏」を使った串焼きは、ガーリックオリーブオイルで香り高く仕上げられ、一本220円から楽しめます。香川名物の「親もも」も一本165円で提供されており、これらはそれぞれ複数本からの注文が可能です。肉串以外にも、野菜やきのこをベーコンで巻いた「野菜串」が一本132円から揃い、朝びきの新鮮な鶏刺しや、〆にぴったりの「焼き鳥丼」(495円)、「鶏そぼろ丼」(550円)、「焼きおにぎり」(150円)といったご飯ものも充実しています。
ドリンクメニューも豊富で、特に注目なのは、凍らせたレモンが丸ごとタワーのように積み重ねられた「フリージングレモンサワー」(605円)です。見た目にもインパクトがあり、女性を中心に人気を集めています。香川の地酒を含む10種類以上の日本酒や、15種類以上の焼酎など、厳選されたお酒が豊富にラインナップされており、料理とのペアリングを楽しむことができます。樽生ビールも自信を持って提供されており、その品質には定評があります。
座席は、様々なシーンに対応できるよう工夫が凝らされています。2023年秋には3階フロアが大幅にリニューアルされ、最大24名まで収容可能な完全個室席が誕生しました。シックで落ち着いた雰囲気のこのフロアは、会社宴会や大切な接待など、プライベートな空間を求める場面に最適です。2階は1階とは異なり、より落ち着いた雰囲気が特徴で、会社の同僚や友人、家族との食事に適したテーブル席が配されています。半個室席も用意されており、周囲を気にせずゆったりと食事を楽しみたい方におすすめです。週末は特に予約で賑わうため、事前の予約が安心です。店舗全体では約60席が設けられており、カウンター席も利用可能です。
一般的なサービスに加えて、「若大将」では特別なサービスも提供されています。瀬戸内国際芸術祭の期間中には、作品鑑賞パスポートの提示で一品サービスが受けられる協力施設の一つです。また、宴会コース利用で10名以上のグループには、主賓へ「国重」の一升瓶がプレゼントされる特典や、コースを指定しない席のみのオンライン予約で飲食代が5%割引になるクーポンも用意されています。多言語対応として、英語や繁体字のメニューも準備されており、海外からの旅行者にも配慮が行き届いています。未成年者の利用については、喫煙可能席があるため、20歳未満は禁煙席のみの案内となる場合があります。平均予算はディナーで2500円から4000円程度と、気軽に立ち寄れる価格帯でありながら、質の高い料理とサービスが提供されています。