香川県丸亀市綾歌町栗熊東に位置する「DREAM Banana CAFE」は、県道22号線沿い、「マルナカ 栗熊店」から南へ進んだすぐ左手に見える、アジアンリゾートをテーマにしたカフェです。高松琴平電気鉄道琴平線栗熊駅からは車で約3分、徒歩では約15分ほどの距離にあり、JR坂出駅や丸亀駅南口からは車で約20分と、車でのアクセスも良好です。店舗前と建物裏には合わせて20台分の広い駐車スペースが確保されており、車での来店も安心です。2022年7月3日にオープンしたこのカフェは、香川県産の希少な「さぬきドリームバナナ」を育てる農園「ドリームフルーツ」がプロデュースしており、そのこだわりが随所に感じられます。
店内は「南国リゾートに遊びに来たかのように、ゆったりと料理を楽しんでほしい」という思いが込められた“アジアンリゾート”をコンセプトに、ベトナムグリーンを基調とした色彩と、植物や洗練されたインテリアが配置された開放的な空間が広がります。最近では鮮やかなブルーのカーテンが導入され、まるで海辺のリゾートにいるかのような爽やかな雰囲気が演出されています。約50席が用意されており、カウンター席、テーブル席、そしてグループ客に人気のソファ席など、様々なシーンに対応できる多彩な座席が魅力です。窓際のカウンター席にはUSBパワーデリバリー対応のコンセントも完備されており、お一人でのデスクワーク利用にも適しています。
「DREAM Banana CAFE」の大きな特徴は、自家農園で農薬や化学肥料、防腐剤を一切使用せずに丁寧に育てられた「さぬきドリームバナナ」をふんだんに使用したメニューの数々です。このバナナは、絶滅危惧種である「グロスミッシェル」という品種で、「奇跡のバナナ」とも称されるほどの希少価値を持ち、糖度約25度というねっとりとした甘さと、皮まで丸ごと食べられる特徴があります。
看板メニューの一つである『さぬきドリームバナナジュース』は、砂糖を一切使わず、バナナと牛乳のみでその濃厚な甘さを堪能できる逸品です。数量限定の『プレミアムフレッシュ』は完熟バナナを贅沢に2本半分使用し、よりフレッシュな味わいを、定番の『レギュラーフレッシュ』はフローズン加工で提供されます。また、旬のフルーツをたっぷり使ったインスタ映えする『ドリームバナナパンケーキ』は、ふわふわでしゅわっとした食感が楽しめます。皮ごと食べられるドリームバナナが3種の異なる方法でトッピングされたプレミアムパンケーキも数量限定で提供されています。最近では、自家製プリンが単品で楽しめるようになったほか、さっぱりとした『ベリーヨーグルトかき氷』もメニューに加わっています。
フードメニューも充実しており、沖縄のご当地グルメ『タコライスプレート』やニューヨークで人気の『チキンオーバーライス』といった多国籍料理が楽しめます。また、スパイシーなチキンと全粒粉パンケーキの組み合わせが絶妙な新メニュー『グリルドチキンパンケーキ』もランチタイムにおすすめです。これまで期間限定だったアサイーボウルも定番メニューとなり、テイクアウトも可能です。朝9時から12時まではモーニングメニューも提供され、ランチタイムは11時から14時までです。予算は一人あたり1,000円から1,999円程度が目安です。
特別なサービスとしては、小さい子ども連れの利用者がじっくりメニューを選べるようにモバイルオーダーシステムが導入されています。PayPayなどのQRコード決済にも対応しており、利便性も高いです。店内では、自家製バナナを使用したスムージーの他、体に優しいコーヒーや紅茶など、手土産に最適な商品も販売されています。お子様連れでも安心して利用できるよう、乳児から小学生まで幅広い年齢層の子どもたちが歓迎されています。ただし、土日祝日は中学生以上はワンオーダー制が設けられており、満席時には席の利用時間が120分までに制限される場合があるため、注意が必要です。アジアンリゾートの雰囲気の中で、奇跡のバナナを贅沢に味わえるこのカフェは、訪れる人々に癒やしと特別な食体験を提供しています。