静岡県静岡市葵区伝馬町に位置する「沖縄料理 花丁字(はなちょうじ)」は、新静岡駅鷹匠口から徒歩約2分、JR静岡駅からも徒歩約5分と、アクセスに便利な立地にあります。新静岡セノバのバスターミナル側出入り口から松坂屋方面へ進んだ先、フォレスト静岡伝馬町ビルの2階に店舗を構えており、駅チカでありながら落ち着いた雰囲気で沖縄の味を堪能できる場所として親しまれています。駐車場は設けられていないため、公共交通機関の利用が推奨されています。
2016年6月5日にオープンしたこの店舗は、沼津にある「沖縄茶屋なんくる」の姉妹店として、沖縄本島出身の店主が腕を振るう本格的な沖縄料理を提供しています。店主のこだわりは深く、料理に使用される食材のほとんどを沖縄から直接取り寄せることで、本場の味を忠実に再現。さらに、料理を盛り付ける器には沖縄の伝統的な焼物である「やむちん」や、美しい「琉球ガラス」を用いるなど、細部に至るまで「本物」へのこだわりが息づいています。
店内は、まるで沖縄の浜辺にあるカフェのような、ゆったりとした時間が流れる空間が広がっています。入口では沖縄の守り神であるシーサーと、沖縄の海から取り寄せられた白い貝殻が来店客を出迎え、店内には沖縄の海の写真が多数飾られています。落ち着いた雰囲気の中にもおしゃれな要素が散りばめられ、広々とした空間で食事を楽しめるよう工夫されています。カウンター席やテーブル席、ソファ席も用意されており、総席数は25席から30席程度で、様々なシーンに対応可能です。ただし、個室の用意はありません。無料Wi-Fiも完備されており、快適な時間を過ごすことができます。また、車椅子での入店も可能となっており、幅広い客層に配慮された設計となっています。衛生面では、入り口を開放し窓からの換気を促すほか、消毒液の設置やテーブルの消毒を徹底し、席の間隔を空けるなど、利用客が安心して過ごせるよう努められています。
「沖縄料理 花丁字」のメニューは、沖縄の定番料理から、ここでしか味わえない一品まで幅広く揃っています。ランチタイムの予算は1,000円前後、ディナータイムの予算は2,000円から3,000円程度と、気軽に利用しやすい価格帯が魅力です。代表的なメニューとしては、「ゴーヤーちゃんぷるー」や「ソーミンチャンプルー」といった定番のちゃんぷるー各種が950円(税込)で提供されています。「ソーキそば」も950円(税込)で、お店で作る本格的な出汁が自慢の一品です。沖縄の炊き込みご飯「ジューシー」や小鉢が付くお得なランチセットも人気で、特に混ぜご飯はおかわり自由という嬉しいサービスもあります。その他、「ラフテー丼」や「タコライス」、「海ぶどう丼」といったご飯ものも充実しており、ラフテーは850円(税込)で、じっくり煮込まれた本場の味が楽しめます。また、「炙りソーキ」は900円(税込)で、噛むほどに肉汁があふれる人気のメニューです。もずく天ぷらやジーマミー豆腐など、沖縄ならではの一品料理も豊富に揃っており、アルコール類ではオリオンビールや多種類の泡盛も取り揃えられています。ディナー時にはお通しが提供され、各種コース料理や飲み放題プランも用意されており、宴会利用にも適しています。
特別なサービスとして、沖縄の雰囲気をさらに盛り上げる島唄と三味線のライブ演奏が開催されることもあり、食事と共に沖縄の文化を肌で感じることができます。また、プロジェクターも完備されており、多目的な利用が可能です。テイクアウトにも対応しており、日替わり弁当やオードブルのほか、店内のほとんどの単品メニューを持ち帰ることができます。お弁当やオードブルの数によってはデリバリーも要相談で対応しているほか、2階店舗ながら車での来店者向けに、車で待機すればスタッフが会計と商品を運んでくれる「簡易ドライブスルー」サービスも提供しています。決済方法も充実しており、主要なクレジットカードやPayPayなどのQRコード決済も利用可能です。静岡市内で本格的な沖縄料理と、まるで沖縄を訪れたかのような空間を楽しめる「沖縄料理 花丁字」は、友人との食事、家族での利用、または一人でのんびり過ごしたい時にもおすすめの一軒です。