静岡県浜松市中央区船越町に位置する「うなぎの佳川」は、昭和51年4月1日に創業した歴史あるうなぎ専門店です。浜松の地で長年にわたり愛され続けてきたこの店は、うなぎ本来の味を最大限に引き出すための独自の調理法と、厳選された素材へのこだわりで知られています。助信駅から徒歩約16分から20分ほどの距離にあり、大きな黒い看板が目印の郊外型店舗で、広々とした専用駐車場を30台から35台分完備しているため、車でのアクセスも非常に便利です。東名高速道路の浜松インターチェンジからは車で約15分、JR浜松駅からは車で約8分、またはタクシーで約11分と、市外からの訪問者にとっても訪れやすい立地です。
うなぎの佳川の最大の特徴は、他ではなかなか見られない「溶岩石焼」という独自の焼き方にあります。厳選された国産天然溶岩を使用することで、その高い蓄熱力と安定した火力により、うなぎをムラなく素早く焼き上げ、旨味を中に閉じ込めます。この方法によって、皮はカリッと香ばしく、身はふんわりとした絶妙な食感に仕上がります。創業以来40年以上にわたり継ぎ足されてきた秘伝の特製タレは、数十年もの歳月をかけて旨みが凝縮されており、香ばしく焼き上げられたうなぎの味を一層引き立てます。使用するうなぎは、浜名湖が育んだ高タンパクで栄養価の高い、安心安全な「浜名湖うなぎ」が中心で、職人が毎日活きたうなぎを一尾一尾丁寧に選別し、心を込めて捌いています。これらのこだわりが、うなぎの佳川が提供する至高の一皿を生み出しています。
店内はゆったりと落ち着いた雰囲気が広がり、普段の食事はもちろん、法事や慶事といった大切な席での利用にも適しています。総席数は110席と広く、様々なシーンに対応できる空間が用意されています。掘りごたつ席や座敷席、テーブル席など、利用者のニーズに合わせた座席が充実しており、プライベートな時間を過ごせる個室も6室完備しています。最大で40名から42名までの宴会も可能な大部屋も用意されているため、大人数での会食や会合にも対応できます。店内は全席禁煙で、快適な食事の時間を過ごせます。また、車椅子の方も利用しやすい多目的トイレも設置されており、バリアフリーへの配慮も行き届いています。
メニューは、うな重や上うな重をはじめ、蒲焼と白焼の両方を一度に味わえる白蒲重、うなぎ本来の風味を存分に楽しめるひつまぶしなど、うなぎ料理の定番が揃っています。特におすすめは、関東風のうなぎと関西風のうなぎを食べ比べできる「関東関西食べ比べ重」で、それぞれの焼き方の違いを一度に堪能できます。2025年3月19日からは、一日限定5食の新メニュー「でしこ御膳」も提供されており、浜名湖で新しく誕生したブランド鰻「でしこ」を贅沢に味わうことができます。うなぎ料理の他にも、鮮度抜群の鮪のお刺身や海老フライ定食、さらには季節の食材を取り入れた一品料理など、豊富なサイドメニューも取り揃えられています。食事の平均予算は、ランチで2,000円から4,999円程度、ディナーで3,000円から4,999円程度と、幅広い価格帯のメニューが用意されています。
特別なサービスとして、自宅でうなぎの味を楽しめるテイクアウトや、お弁当、蒲焼、白焼などの持ち帰りも可能です。また、事前に相談すれば出前や仕出しにも対応しています。支払いは、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners、Discover)、主要な電子マネー(楽天Edy、WAON、Suica、PASMO、nanaco、ICOCA、iD、QUICPay、ApplePay)、QRコード決済(PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAY、メルペイ)など多様な方法に対応しており、利便性も兼ね備えています。
うなぎの佳川は、長年の歴史に裏打ちされた熟練の技と、素材への徹底したこだわり、そして独自の溶岩石焼によって、浜松のうなぎ文化を牽引し続けています。落ち着いた空間で上質なうなぎ料理を堪能したい方にとって、訪れる価値のある一軒と言えるでしょう。