JR浜松駅南口から徒歩約1分と非常にアクセスしやすい立地に店を構える「うなぎの佳川 葵 浜松駅前店」は、浜松駅南口を出てすぐのファミリーマートが入るビルの2階に位置しています。駅からの近さは、新幹線での利用客や観光客にとって大変便利です。
この店は、浜松の伝統と食文化を発信することをコンセプトに掲げており、創業半世紀にわたり受け継がれてきた情熱と伝統の技術が光るうなぎ料理を提供しています。特筆すべきは、浜松では珍しい「溶岩焼き」で鰻を焼き上げるという独自の調理法です。厳選された国産天然溶岩を使用することで、高い蓄熱力と安定した火力で鰻をムラなく素早く焼き上げ、外はパリッと香ばしく、中はふっくらと柔らかな食感に仕上げています。
メニューの中心となるのは、職人が丁寧に捌き、井戸水で数日かけて臭みを抜いた浜名湖産の鰻を使用した様々なうなぎ料理です。特に注目を集めているのが、浜松で唯一とされている「関東関西食べ比べ重」です。一度蒸してから焼き上げ、ふっくらと柔らかく仕上げる関東風と、蒸さずにそのまま焼き上げ、外はカリッと香ばしく中はジューシーに仕上げる関西風の両方を一度に味わえる逸品として提供されています。この食べ比べ重には、上と上二段の2種類があり、上は5,500円、上二段は9,130円で提供されています。他にも、上うな重が4,950円、うな重が3,960円、うな丼が2,860円など、多様なうなぎ料理が用意されています。ひつまぶしは5,148円で、〆には出汁をかけてお茶漬けとしても楽しめます。また、白焼や肝焼き、うなしゃぶ、うなぎ茶漬けといった一品料理も充実しており、様々な形で鰻の魅力を堪能できます。近年では、浜名湖で誕生した新ブランド鰻「でしこ」を使用した「でしこ御膳」が一日限定5食で提供されており、その肉厚な身と驚くほどの脂のりが特徴です。
鰻料理だけでなく、「蒲焼御膳」や「刺身御膳」といった御膳料理、さらに料理長自慢の海老サラダや舞阪漁港しらすサラダ、鮪のお造りなど、厳選された海の幸や季節の食材を活かした逸品料理も豊富に揃えられています。食事の締めには、葵のセミフレッドやカタラーナといったデザートも用意されています。
店内は、和モダンで落ち着きのある空間が広がっており、接待やデート、家族での食事など、様々なシーンで利用できる雰囲気が魅力です。総席数は48席で、鰻の焼き場を間近で眺められるカウンター席、ゆったりと過ごせる窓際のベンチソファ席、そして奥にはテーブル席が設けられており、場所ごとに異なる趣を楽しめます。個室も完備されているため、プライベートな空間で食事をゆっくりと楽しみたい場合にも適しています。
特別なサービスとして、指定駐車場を利用する方にはPクーポンが提供されており、車での来店も配慮されています。平均的な予算は、昼食で3,000円程度、夕食で5,000円から7,000円程度となっており、本格的なうなぎ料理を様々な形で味わうことができるでしょう。