岐阜県加茂郡八百津町久田見に位置する「四季を奏でる里の宿 泊り家あかね」は、日本の原風景が色濃く残る里山の自然に囲まれた、心安らぐ総和風造りの料理旅館です。都会の喧騒から離れ、静けさの中でゆっくりと時間が流れる贅沢な空間を提供しています。
交通アクセスとしては、八百津町内から車で約20分、国道418号線(杉原千畝記念館方面)を経由します。C3 東海環状道 可児御嵩インターからは車で約30分で、国道418号線(杉原千畝記念館方面)丸山トンネルを経由します。電車を利用する場合、JR太多線可児駅から車で約45分かかるほか、JR高山本線の上麻生駅、白川口駅、下麻生駅からもアクセス可能です。カーナビで検索できない場合は、岐阜県八百津町「薄野公民館」を目的地に設定すると良いとされています。
「泊り家あかね」の魅力は、宿泊と合わせて楽しめる料理にもあります。京都祇園のミシュラン星獲得店で修行した経験を持つシェフが腕を振るい、里山ならではの厳選された旬の食材を一つ一つ丁寧に仕上げた和の逸品を提供しています。特に白米や、地元のブランド牛である「飛騨牛」のすき焼きやしゃぶしゃぶをメインとしたコース料理が好評です。
食事処としては、ランチ営業を行っており、月、金、土、日曜日の11時30分から14時(料理ラストオーダー13時30分)まで利用できます。ランチは料理長おまかせコースで、料金は2,530円(税込)です。内容は前菜からメイン料理、デザートまで含まれ、仕入れ状況によって異なります。特に「おしゃれ昼御膳」は、先付け、前菜、お造り、鴨の鉄板焼き、揚げ物、ご飯、香物、季節のデザートで構成される完全予約制のコースです。
宿泊施設としても、純和風建築の客室が用意されており、都会の喧騒を忘れさせる特別な空間を提供します。窓から見える庭の景色やせせらぎの音が、滞在の時間を一層豊かなものにします。客室は新館「あかね」と別館「藍」に分かれており、新館には定員3名から6名の和室が3室(あじさい、ささゆり、すみれ)、別館には定員2名から3名の和室が7室あります。別館のすべての客室には木の香る内風呂が備え付けられており、好きな時間に入浴を楽しめます。新館の「すみれ」のみ内風呂を装備していますが、大浴場は宿泊者が10名以上の場合に利用可能です。総席数は40席で、仕切りのある半個室タイプのテーブル席が利用できるため、グループや家族での食事にも適しています。
「泊り家あかね」では、自然の中で心と体を癒す「農泊」をコンセプトにした滞在も提供しており、周辺の豊かな地域資源を活用した食事や体験が楽しめます。また、ゴルフパックプランも用意されており、近隣のゴルフ場でのプレーと宿泊、夕食を組み合わせた利用も可能です。
全席禁煙で、喫煙は指定の場所でのみ可能です。施設内では感染症対策も講じられており、入店時の検温や消毒液の設置、施設内のマスク着用依頼、席ごとの一定間隔の確保、個室への換気設備の設置、非接触型決済の導入などが行われています。