JR多治見駅南口から徒歩およそ5分の場所に位置する「日本酒食堂hularito」は、古民家をリノベーションした温もり溢れる空間で、心ゆくまで日本酒と和の逸品を堪能できる居酒屋です。多治見市の賑わう本町商店街、ヒラクビルのすぐ近くに暖簾を構え、一人でも気軽に立ち寄れるアットホームな雰囲気が魅力となっています。店内は木の質感を活かした明るい設えで、カウンター席が10席、そして2名用、4名用、8名用のテーブル席が配されており、総席数は28席を誇ります。最大32名までの着席予約も可能で、少人数での食事から会社帰りの一杯、友人との語らい、さらには20名から50名規模の貸し切り宴会まで、幅広いシーンで利用することができます。
「日本酒食堂hularito」の最大の特徴は、店主自らが全国から厳選した日本酒の豊富な品揃えです。日本酒愛好家はもちろんのこと、初心者でも楽しめるよう、日替わりで3種類の日本酒を飲み比べできるセットが用意されており、それぞれの日本酒の個性や味わいの違いを発見する喜びを味わえます。日本酒の銘柄や使用されている米の種類について、スタッフとの会話を楽しみながら知識を深めることもできるでしょう。
料理は、カウンターにずらりと並ぶ彩り豊かな大皿お惣菜が目玉です。旬の野菜をふんだんに使用したおばんざいは、季節ごとに内容が変わり、訪れるたびに新しい味に出会える期待感を提供します。一品料理の価格帯は300円から1000円程度と手頃で、様々な料理を少しずつ試したい方にも最適です。特にお酒が進むと評判の「お酒がとまんなくなるヤツ!」や、新鮮な海の幸である生牡蠣、そしてナンプラーで風味付けされたナスの煮浸しなど、日本酒との相性を追求した独創的なメニューが並びます。これらの料理は、かつて多治見の名店「だいどこ やぶれ傘」で修行を積んだ店主の経験と技術が息づいており、煮物など伝統的なおばんざいのDNAを受け継ぎつつ、現代の感性を取り入れた逸品が提供されています。また、料理を彩る器や、日本酒を注ぐお猪口にもこだわりが見られます。新進気鋭の作家から著名な作家まで、多治見ならではの美濃焼が使用されており、視覚でも楽しませてくれる工夫が凝らされています。
予算は通常平均で3,500円程度、ディナーでは3,000円から4,000円が目安とされており、飲み放題付きのコースも用意されています。特に90分間の飲み放題では、おすすめの日本酒も含まれるという充実した内容で、非常にコストパフォーマンスに優れています。2019年4月からは、2,000円、2,500円、3,000円のおまかせコースも提供されており、歓送迎会などの宴会にも適しています。
店内は全席禁煙で、お子様連れでも安心して利用できる環境が整えられています。支払いには各種クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブ、Discover Card)やPayPayなどのQRコード決済が利用可能です。店から20mほど離れた場所にある「MAYパーク多治見ながせ駐車場」が2時間無料で利用できるため、車でのアクセスも便利です。さらに、英語のメニューや英語対応可能なスタッフが在籍しているため、海外からの旅行者も安心して日本の味と文化を体験できるでしょう。テイクアウトにも対応しており、自宅で「日本酒食堂hularito」の味を楽しむことも可能です。営業時間は火曜日から木曜日が17時30分から22時まで、金曜日と祝前日は17時30分から23時まで、土曜日と祝日は16時から23時までと、曜日によって異なりますが、週末は早めの時間からオープンしており、様々なニーズに対応しています。定休日は月曜日と日曜日です。