愛知県名古屋市東区東桜に位置する「メキシコ料理ロシータ 東桜店」は、名古屋の地で本格的なメキシコ家庭料理を堪能できるレストランです。地下鉄東山線新栄町駅1番口からは徒歩約4分から5分、また地下鉄桜通線高岳駅からも徒歩約5分と、アクセスしやすい立地にあります。周辺は賑わいを見せるエリアでありながら、一歩店内に足を踏み入れると、鮮やかで陽気なメキシコを思わせる空間が広がります。カラフルな外観が目印で、店内は明るい雰囲気で、オープンキッチンも特徴の一つです。
この店舗は、福岡の中洲で70年以上の歴史を持つ老舗メキシコ料理店の姉妹店として、2022年2月に名古屋にオープンしました。店名「ロシータ」は、かつて30年間メキシコで暮らした創業者の祖母の愛称に由来し、彼女が現地で培った家庭の味が今もなお、四世代にわたって受け継がれています。一般的なメキシコ料理店とは一線を画し、あくまで「おばあちゃんが作っていた家庭料理」にこだわっているのが最大の特徴です。そのため、本場の味でありながら、どこか懐かしさや安心感を感じさせる優しい味わいが多くの客から支持されています。
「メキシコ料理ロシータ 東桜店」の料理は、素材へのこだわりも際立っています。トルティーヤの原料となるブルーコーンやアボカドを除くほとんどの野菜は、日本の生産者が丹精込めて育てたメキシコ野菜を使用しており、新鮮で安心な食材から生まれる本格的な味わいが楽しめます。
メニューの主役は何と言っても手作りのタコスです。名物として知られる揚げタコスは、外はサクサクとした食感で、中からは牛肉の旨味がじゅわっと広がる一品です。その他、メキシコの主食であるトルティーヤで具材を包んで楽しむソフトタコスも提供されており、豚肉の煮込み、スパイシーなチョリソーの卵とじ、豆の煮込みといった多彩な具材が用意されています。これらのタコスは、注文を受けてから焼き上げられるブルーコーンのマサを使用した手作りのトルティーヤで提供され、鼻に抜けるコーンの香りが格別だと評判です。辛さは後から自家製のサルサソース(唐辛子ベース)、青唐辛子のハラペーニョ、玉ねぎのピクルスといった薬味で調整できるため、辛いものが苦手な方や小さなお子様連れでも安心して本場の味を楽しめます。
タコス以外にも、「チョリーソコンウエボス」や、揚げワンタンのようなチップスと合わせる「ワカモレ」、お酒のおつまみに最適な「ナチョス」など、メキシコ料理の定番が揃っています。ランチタイムには、カルネプレート(豚肉の煮込み料理)、チレコンプレート(豆の煮込み料理)、メキシカンポイヨプレート(鶏肉のトマト煮込み)といったランチプレートが用意されており、これらにはヤキメシやタコス、ナチョス、グリーンサラダが付いており、お昼からボリューム満点の食事が楽しめます。
ドリンクメニューには、料理と相性抜群のメキシコビールが豊富に取り揃えられており、テキーラやワインも用意されています。食事の予算は、ランチがおおよそ1,000円から2,000円程度、ディナーは3,000円から4,000円程度で、本格的なメキシコ料理を手頃な価格で楽しめる点も魅力です。初めてメキシコ料理を体験する方や、ロシータの様々な味を試したい方には、名物タコスを含む10品で構成された「タコス堪能コース」も用意されています。
店内には合計27席が設けられており、カウンター席とソファ席が利用できます。個室は完備されていませんが、20名以下の貸し切りにも対応しているため、友人との食事会やカジュアルなパーティーなど、様々なシーンで利用することが可能です。
特別なサービスとして、自宅でもロシータの味を楽しめるテイクアウトの利用が可能です。また、事前にオンラインでの予約も受け付けており、スムーズな入店が期待できます。支払いは現金に加え、各種クレジットカードやPayPayなどのQRコード決済にも対応しています。料理の注文時や、タコスをトルティーヤで包む際の食べ方など、スタッフが丁寧に説明してくれるため、メキシコ料理に馴染みのない方でも安心して食事を楽しむことができます。
営業時間は、火曜日が定休日で、月曜日、水曜日から金曜日のランチタイムは11:30から15:00(L.O. 14:30)、ディナータイムは17:00から23:00(L.O. 22:30)です。土曜日、日曜日、祝日は16:00から23:00(L.O. 22:30)の営業となっています。名古屋の中心地で、本場の温かいメキシコ家庭料理を味わいたい際に、ぜひ訪れたい一軒です。