愛知県豊田市羽布町鬼ノ平、三河湖畔の豊かな自然に囲まれた場所に位置する「うなぎの三河」は、昭和44年の創業以来、地域の人々に愛され続けている老舗のうなぎ料理店です。名古屋の有名うなぎ料理店で修行を積んだ先代の味を受け継ぎ、二代目店主がその伝統を守りながら、新たな魅力も発信しています。
お店へのアクセスは、東海環状自動車道 豊田松平インターチェンジから車で約40分、新東名高速道路 岡崎東インターチェンジからも車で約44分と、ドライブでの訪問に便利です。公共交通機関を利用する場合、名鉄豊田市駅から「とよたおいでんバス」で大沼へ向かい、そこから平日のみ運行の「しもやまバス(デマンド運行)」に乗り換え、「三河路」バス停で下車すると、お店はすぐの場所にあります。広々とした駐車場も完備されており、車でのお越しでも安心して利用できます。
「うなぎの三河」の最大の魅力は、創業以来継ぎ足しで守られてきた秘伝のタレで丁寧に焼き上げられるうなぎ料理です。皮はパリッと香ばしく、身はふっくらと柔らかく仕上げられたうなぎは、一口食べればそのこだわりが伝わります。厳選されたニホンウナギと、地元農家から仕入れた「ミネアサヒ」というブランド米を使用しており、食材へのこだわりも感じられます。メニューには、定番の「うな重」や「うな丼」をはじめ、「ひつまぶし」、「長焼定食」など、様々なうなぎ料理が揃っています。価格帯は、うな丼(梅)が1,610円、うな丼(竹)が2,240円、うな丼(松)が3,500円、うな重が3,500円、特上うな重が4,760円、そして数量限定の「特上うな重肝のせ」は5,680円で提供されています。
うなぎ料理に加えて、「うなぎの三河」のもう一つの大きな特徴は、店主自らが狩猟免許を持ち、仕留めた新鮮なジビエ料理を提供している点です。臭みが少なく、程よい脂と甘みが特徴の猪肉を使った「猪丼」や「猪チャーシュー麺」、鹿肉を使用した「鹿コロッケ」など、他ではなかなか味わえない珍しいジビエ料理をリーズナブルに楽しむことができます。特に注目は、鹿肉カレーに猪と鹿のコロッケをトッピングした「羽布ダムカレー」で、豊田市下山地区の新たな名物としてメディアでも取り上げられるほどの人気を集めています。価格は羽布ダムカレーが980円、猪丼が840円、猪チャーシュー麺が1,100円、鹿コロッケが1個250円です。また、毎年6月頃からは、振草川の天然鮎を使った塩焼きも季節限定で提供されるなど、四季折々の地元の味覚を堪能できます。
店内は総席数40席で、テーブル席の他に座敷席も用意されており、グループや家族連れでもゆったりと過ごせます。広々とした大広間もあり、少人数から大人数での利用、宴会など様々なシーンに対応可能です。天気の良い日にはテラス席も利用でき、三河湖畔の自然を眺めながら食事を楽しむことができます。個室の用意はありませんが、店内は感染予防策にも力を入れており、安心して食事を堪能できる環境が整えられています。
特別なサービスとして、ペット同伴での利用も可能です。お子様連れでも安心して来店できるよう、乳児や未就学児、小学生も入店可能で、ベビーカーでの入店やベビーチェア、お子様用食器の貸し出しも行っています。ドリンクの持ち込みも相談可能で、2時間半以上の宴会にも対応しています。
食事だけでなく、お土産にも力を入れており、ご家庭で手軽にうなぎの味を楽しめる「三河湖名物 秘伝うなぎめしの素」は、ふるさと納税の返礼品にも選ばれる人気商品です。店内での食事だけでなく、テイクアウトや宅配にも対応しており、イベントや慶事・法事での利用には、キッチンカーでの出店依頼も受け付けています。支払い方法は、主要なクレジットカード各種、交通系電子マネーを含む電子マネー、PayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYなどのQRコード決済も利用できるため、様々なキャッシュレス決済に対応しています。
三河湖や香嵐渓、松平東照宮などの観光スポットからもアクセスしやすく、観光やドライブ、ツーリングの途中に立ち寄る食事処としてもおすすめです。伝統的なうなぎ料理と、ここでしか味わえないユニークなジビエ料理が融合した「うなぎの三河」は、訪れる人々に忘れられない食体験を提供しています。