名古屋市中区栄1-13-26 Kビル1階に位置する「Rubicon」は、かつてカフェスペースを併設し、独自のカレーを提供していたセレクトショップとして知られていました。この店舗は、地下鉄伏見駅から徒歩約5分から6分、およそ400メートルほどの距離にあり、栄駅からは徒歩約8分、約570メートル、大須観音駅からは徒歩約10分、約610メートルでアクセスが可能でした。最寄りのバス停である科学館西からは徒歩約3分という、公共交通機関を利用する方にとって利便性の高い立地でした。
「Rubicon」は、「繋」をコンセプトに掲げ、お客様との縁を大切にするという哲学を持っていました。店内はインポートセレクトショップとして、ファッションアイテムを取り揃える一方で、「Rubicon petit cafe」と名付けられたカフェスペースを併設していました。このカフェは、訪れた人々がショッピングの合間に気軽に立ち寄れる、落ち着いた雰囲気の憩いの場として親しまれていました。オープン当初は、洋服店が手掛けるオリジナルのカレーが提供されており、その珍しい組み合わせが特徴として注目を集めていました。
かつて提供されていたメニューの中でも、特に好評を博していたのは、72時間という長時間をかけて無水調理でじっくりと煮込まれたオリジナルカレーです。このカレーは、素材本来の旨みが凝縮された深い味わいが魅力で、ランチタイムにはスープとサラダがセットで提供され、さらに大盛りも無料で利用できるサービスがありました。シーフードカレーは1,200円(税込)で提供され、海鮮の出汁や風味、そして大きめの具材がたっぷりと使われた一品として人気を博していました。また、プラス110円でソフトドリンクを注文することも可能でした。
店内の座席数は最大で10席とコンパクトな造りでしたが、カウンター席が6席、テーブル席が2つ(合計4席)配置されており、ゆったりと食事を楽しめる空間でした。店内はスタイリッシュでおしゃれな雰囲気でありながらも、落ち着いた照明と内装で、リラックスして過ごせるよう配慮されていました。個室の設備は確認されていませんが、少人数での利用に適した居心地の良い空間が提供されていました。
サービス面では、テイクアウトにも対応しており、デリバリーサービスとしてUberEatsやmenuからも注文が可能でした。これにより、店舗を訪れるだけでなく、自宅やオフィスでも「Rubicon」のカレーを楽しむことができました。さらに、乳児、未就学児、小学生などのお子様連れのお客様も歓迎されており、家族で気軽に利用できる環境が整っていました。支払いは、VISA、Master、JCB、AMEX、Dinersなどの各種クレジットカード、Suica、楽天Edy、nanaco、WAON、iD、QUICPayなどの電子マネー、そしてPayPay、d払い、楽天ペイといったQRコード決済にも対応しており、多様な支払い方法が利用できました。
しかしながら、現在、この名古屋市中区栄1-13-26 Kビル1階にある「Rubicon」の飲食部門は、アパレル事業の移転に伴い、2024年4月26日をもって休止されています。この場所でのカフェやカレーの提供は行われておりません。アパレルセレクトショップとしての「Rubicon」は、2024年4月に名古屋市中区栄のナディアパークCREARE 1Fへ移転し、現在も営業を続けています。