愛知県名古屋市中川区法蔵町に位置する「とろり天使のわらびもち マックスバリュ昭和橋通店」は、マックスバリュ昭和橋通店内に店舗を構える、新感覚のわらびもち専門店です。あおなみ線中島駅からもほど近く、正徳公園の近くという分かりやすい立地で、日常の買い物ついでに立ち寄るのにも便利な場所にあります。2022年1月29日にオープンして以来、その独特の食感と斬新な商品で地域の人々に親しまれています。
この店の最大の特徴は、「とろとろ食感」を追求したわらびもちにあります。山菜のワラビの根の部分からわずかしか採れない貴重な本わらび粉を贅沢に使用し、独自の配合と炊き方で究極の柔らかさを実現しています。そのとろけるような口どけは、あまりの柔らかさに爪楊枝が刺さらないほどで、お箸を使って食べるのが一般的とされています。上品な甘さ控えめのきな粉をたっぷりとまぶして提供される「生わらびもち」は、素材本来の風味を存分に楽しめる逸品です。フレーバーは、まろやかな甘みが特徴の「和三盆」と、北海道・十勝産のあずきを練り込んだ「あずき」の2種類があり、いずれも風味豊かな和の甘味を堪能できます。生わらびもちは、小カップ、中箱、大箱といったサイズで用意されており、お一人様で楽しむのはもちろん、手土産や大切な人への贈り物としても喜ばれています。
また、「とろり天使のわらびもち」を全国的に有名にしたのが、アルバイトの女子高生のアイデアから生まれたという「飲むわらびもち」です。これは、わらびもちがあまりにとろとろなため、「ストローで飲めるのでは」という発想から誕生した飲むスイーツで、その新食感と写真映えする見た目が大きな話題となりました。カップの底にとろとろのわらびもちを入れ、その上にドリンクとたっぷりの生クリームをトッピングしたこの商品は、これまでの和菓子の常識を覆す洋風スイーツとして注目を集めています。フレーバーは「ミルクティー」「黒蜜」「抹茶」が用意されており、中でも黒蜜味は特に人気を集めるフレーバーとして知られています。一日で最高400杯以上を売り上げるほどの人気ぶりを見せることもあり、新しいもの好きの人々や、気軽に和スイーツを楽しみたい層に支持されています。
さらに、生わらびもちとは異なるアプローチで提供される「クリームわらびもち」もラインナップに加わっています。カップに盛られたわらびもちの上に純生クリームがたっぷりと乗せられており、まるでプリンのような洋風のデザート感覚で楽しめます。お好みできな粉をかけながら食べることで、味の変化も楽しむことができ、お子様にも人気の商品とされています。フレーバーは「プレーン」「ほうじ茶」「黒胡麻」の3種類があり、様々な味わいを体験できます。
「とろり天使のわらびもち マックスバリュ昭和橋通店」は、基本的にテイクアウト専門の店舗として運営されています。そのため、店内に専用の座席や個室、ソファ席といった飲食スペースは設けられておらず、購入した商品を自宅や外出先でゆっくりと楽しむスタイルが特徴です。これは、コロナ禍においても需要を伸ばしたテイクアウト専門店のビジネスモデルの一環であり、手軽に専門店の味を楽しめる利点を提供しています。営業時間は午前10時から午後8時までですが、商品が売り切れ次第終了となるため、早めの時間帯に訪れるのがおすすめです。
希少な本わらび粉から生まれる究極のやわらかさ、伝統的な和菓子に新しい息吹を吹き込んだ「飲むわらびもち」、そして洋の要素を取り入れた「クリームわらびもち」など、幅広い層にアプローチする魅力的な商品が揃っています。手軽に本格的な和スイーツを楽しみたい時や、ちょっとした手土産を探している時にぴったりの、名古屋市中川区の隠れた名店と言えるでしょう。