愛知県名古屋市東区泉に位置する「かっぱ園菜館」は、1953年(昭和28年)に創業し、70年以上の長きにわたり地域に愛され続ける老舗の中国料理店です。東京の高級ホテルで研鑽を積んだ伊藤料理長が腕を振るい、地魚や銘酒にもこだわりを持つ本格的な中国料理を提供しています。落ち着いた雰囲気の店内は、少人数での食事から大人数での宴会まで、幅広いシーンに対応しています。
店舗へのアクセスは非常に便利で、名古屋市営地下鉄名城線「久屋大通駅」の北1A出口から徒歩約4分、桜通線「高岳駅」の1番出口からは徒歩約4分から6分、また東山線「栄駅」からも徒歩約10分から15分圏内に位置しています。車での来店者向けには、建物1階に6台分の無料駐車場が用意されており、近隣には提携していないコインパーキングもあります。ただし、2024年8月31日をもって駐車サービス券の配布は終了しています。
「かっぱ園菜館」のメニューは、長年の歴史の中で培われた伝統の味と、現代のニーズに応える工夫が凝らされています。創業当初から多くの常連客に愛されてきた「五目焼きそば」や「湯麺(タンメン)」は、店の顔ともいえる看板メニューです。特に夏から秋にかけて提供される期間限定の「冷麺(冷やし中華)」は、毎年メディアで取り上げられるほどの人気を博しています。
ランチタイムは特に人気が高く、ビジネスパーソンや近隣の住民で賑わいを見せています。定食や麺類、飯類の単品、またはセットメニューが用意されており、ランチの予算は概ね1,000円前後で楽しむことができます。特筆すべきは、定食や麺類、飯類を注文すると付いてくる「麻婆豆腐食べ放題」のサービスです。辛さと普通味の2種類から選べる麻婆豆腐は、その本格的な味わいが高く評価されており、多くのリピーターを惹きつけています。セットメニューには、ミニラーメンやミニ炒飯、デザートなどが含まれることがあり、ボリューム満点でお腹いっぱいになる満足感を提供しています。ランチのラストオーダーは14:00と設定されています。
ディナータイムは完全予約制となっており、2023年1月からは業務体制の変更に伴い、お席のみの予約は受け付けておらず、コース料理のみの提供となっています。ディナーコースは5名様からの予約が可能で、飲み放題付きのコースも6,000円、7,000円、8,000円(いずれも税込)など、予算や好みに応じて選べます。ディナーの平均予算は2,000円から5,000円程度とされています。
座席は総席数118席と広々としており、多様なニーズに応えられるよう工夫されています。2階のレストランフロアは38席で、照明を落とした個室風の空間が特徴的で、少人数の食事やデートに適しています。3階には最大80名まで収容可能な宴会場があり、こちらは完全個室として利用できます。5名からの個室利用が可能で、宴会や団体利用に最適です。また、和室でありながら椅子とテーブルが用意されているため、ゆったりとくつろぎながら食事を楽しむことができます。貸切利用も可能で、2階は20名から、3階は50名から貸し切りができます。店内にはカウンター席や座敷席も完備されており、様々なシーンに対応する柔軟性を持っています。
特別なサービスとして、料理と共に提供されるドリンクにもこだわりが見られます。日本酒、焼酎、ワインといった幅広いラインナップに加え、地酒やその造り手にも焦点を当て、それぞれの酒にまつわるエピソードを交えながら提供されるため、より一層食事の時間を豊かにしてくれます。宴会場では、マイクやテレビモニター(PC接続対応)、プロジェクターの持ち込みによる投影も可能で、ビジネスシーンでの会議やプレゼンテーションを伴う宴会にも利用できます。また、会議パックとして2時間まで1人あたり550円のサービス料が設定されています。決済方法においては、クレジットカードの利用に加えてPayPayなどのQRコード決済にも対応しており、利便性が高いことも特長です。店内は全席禁煙で、快適な食空間が保たれています。さらに、テイクアウトにも対応しており、予約制で弁当の注文や配達も行っています。