名古屋東急ホテルの2階に位置する日本料理「なだ万 名古屋」は、創業1830年の歴史を持つ老舗料亭の味を堪能できる場所です。名古屋市営地下鉄栄駅12番出口から広小路通りを東へ徒歩約5分と、公共交通機関でのアクセスに優れています。車で訪れる場合も、名古屋高速都心環状線東新町出口から約3分と至便で、名古屋東急ホテルの駐車場が300台収容可能であり、レストランの利用金額が2,000円以上の場合は4時間まで無料で利用できるサービスも提供されています。
店内は、日本の著名な建築家である村野藤吾事務所が設計を手がけた、重厚感と落ち着きに満ちた空間が広がります。明るい日差しが心地よい開放的なテーブル席からは噴水の眺めを楽しむことができ、職人の技を間近で見られる寿司や天婦羅、炙り焼が一体となったカウンター席も魅力の一つです。総席数は122席を有し、会食や接待、慶事や法要など、様々な用途に対応できる個室も完備されています。個室は和室と洋室の両タイプがあり、掘りごたつ式の和室や車椅子でも利用しやすいバリアフリーの洋室など、多様なニーズに応える設計がなされています。個室利用には別途3,300円から11,000円の室料が設定されています。
提供される料理は、「旬を生かした日本料理」をコンセプトに、四季折々の厳選された素材を惜しみなく使用しています。伝統的な技法に裏打ちされた繊細な料理の数々は、美しい盛り付けや器使いへのこだわりも感じさせ、視覚でも楽しませてくれます。朝食は午前7時から午前9時30分まで提供されており、和朝食とお粥朝食の2種類があり、料金は消費税・サービス料込みで3,231円です。ランチは午前11時30分から午後2時まで、ディナーは午後5時から午後9時まで営業しています。ランチメニューには、四季膳(4,350円)、季節点心(6,215円)、黒毛和牛ステーキ膳(7,458円)、ミニ懐石(8,701円)などがあり、ディナーでは野立(9,322円)、懐石匠(11,808円)、懐石花(17,402円)といった懐石料理のほか、寿司盛り合わせの寿司扇(10,565円)や天婦羅盛り合わせの天婦羅巴(10,565円)なども選べます。すべての表示価格にはサービス料13%と消費税10%が含まれています。旬の食材の仕入れ状況により献立内容が変更になる場合もありますが、アレルギーを持つ利用客にはスタッフへの事前申告が推奨されています。
2024年に名古屋なだ万の調理長に就任した二宮賢大氏が腕を振るい、訪れる客に「美味しい」「きれい」と感動を与えるような料理を提供することに心を尽くしています。特別な日の利用では、誕生日のお祝いとしてお赤飯が提供されるといった細やかな心遣いも、利用客からの好評を得ています。