名古屋市中区栄に位置する「酒と魚とおばんざい 居酒屋くらや」は、地下鉄栄駅から徒歩約4分、または栄駅12番出口から徒歩約4分の栄ソシアルビル地下1階に店を構える隠れ家的な和食居酒屋です。栄町の中でも「女子大小路」エリアにあり、仕事帰りの一人飲みから友人や同僚との利用、日本酒好きなご夫婦やカップルなど、幅広いシーンで利用できる落ち着いた雰囲気のお店として親しまれています。深夜帯まで営業しているため、二軒目としての利用も可能です。
このお店の大きな特徴は、店名にもある通り「酒と魚とおばんざい」にこだわり、特に「名古屋風おばんざい」と酒米の王様「山田錦」を使用した日本酒に力を入れている点です。日替わりで提供される6種類のおばんざいは、名古屋らしさを感じる味付けが意識されており、丁寧に仕込まれた一品一品が日本酒との相性を引き立てます。たとえば、出汁から取り、老舗味噌屋「ナカモ」の赤味噌で10時間煮込んだ「名古屋名物 牛すじのどて煮」や、八丁味噌を使用した「名古屋風 麻婆豆腐」、名古屋の居酒屋メニューとして定番の「名古屋名物 鶏の手羽先」など、地元の味覚を堪能できるメニューが並びます。その他にも、軟骨がプルプルになるまで煮込まれた「豚のソーキを使った角煮」や、とろける味わいの「ナスの揚げ浸し」、口当たりが柔らかい「サケ白子の旨煮」、旨味と甘みを押し出した「干しエビとキャベツの炒め」、パリパリとした食感と香ばしさが特徴の「赤車エビの唐揚げ」といった多彩な日替わりおばんざいが楽しめます。
魚料理にも定評があり、その日の朝に柳橋市場から仕入れた鮮度抜群の旬の魚を使った「朝獲れ 旬の魚の煮つけ」は700円から提供されています。また、様々な「一押しの干物」が300円から用意されており、縞ホッケ(半身)、きびだんごの一夜干し(6尾)、サンマの一夜干し、干しハタハタ(1尾)、丸干しイワシ(2本)、子持ちシシャモ(5本)、サバ一夜干し(半身)、アジの干物(一枚)など、種類豊富です。揚げ物では「自家製にんにく醤油漬け 若鶏の天ぷら」が600円、その他の一品料理として「ピリ辛 油淋鶏ダレの冷やしトマト」が400円、さらに「”ふわふわ”だし巻き玉子」は1巻き700円で提供されています。
日本酒は特に「山田錦」にこだわり、華やかでふくらみのある旨みを感じられる銘柄を厳選しています。獺祭45、姿などの銘柄がグラス440円から楽しめ、日本酒飲み比べセットも748円で提供されており、日本酒好きにはたまらないラインナップです。ビールは500円、ハイボールは480円、酎ハイは430円(300ml)からあり、レモン、ライム、ハジカミ、大葉、梅干しなどの追加も可能です。果実酒では黒牛梅酒やカボスッキリが480円で提供されています。平均予算はディナーで3,000円、ランチがある場合は700円が目安とされています。
座席は全15席で、カウンター席が7席、4人掛けのテーブル席が2卓用意されており、一人でも気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。個室は設けられていませんが、落ち着いた空間で食事ができ、無料Wi-Fiも利用可能です。貸切については電話にて相談が可能です。支払い方法は現金に加え、VISA、Master、JCB、Dinersなどのクレジットカードが利用でき、PayPay、楽天ペイ、LINE Pay、メルペイ、交通系ICカード、auPAY、d払いといった電子マネー・QRコード決済にも対応しています。お通し代として一人350円がかかります。店内は全席喫煙可能となっています。公式Twitterでもメニューの更新情報が発信されており、予約に関する問い合わせもDMで受け付けていることがあります。