名古屋市中区栄五丁目、グランディール栄の2階に位置するタイ料理店「タワンデン」。名古屋市営地下鉄「矢場町」駅から徒歩約9分、「栄」駅からは徒歩約15分というアクセスで、夜遅くまで本場のタイ料理を堪能できる場所として知られています。この店舗は、タイ東北地方のイサーン料理を専門としており、タイ人シェフが腕を振るう本格的な味わいが特徴です。単なるレストランとしてだけでなく、酒場としても利用できる雰囲気があり、まるでタイにいるかのような異国情緒あふれる空間が広がっています。
店内は80席というゆったりとした広さがあり、カウンター席が10席、テーブル席が70席用意されています。お一人での利用からグループでの食事まで、様々なシーンに対応できる座席配置です。残念ながら個室は完備されていないため、プライベートな空間を求める際には留意が必要です。店内ではフリーWi-Fiが利用可能で、電源も備わっているため、食事をしながらスマートフォンの充電や軽い作業を行うこともできます。
提供されるメニューは、肉料理、魚介料理、タイサラダ、スープ・麺類、ご飯もの、サイドメニューと多岐にわたります。タイのイサーン地方ならではのソーセージ「サイクローク・イサーン」や、豚のホルモン焼き「サイ・オーン・ヤーン」といった珍しい肉料理が並びます。魚介料理では、生エビの激辛ソース「グン・シェー・ナーム・パー」や、川魚のハーブチリ揚げ「パー・ニン・トート」など、日本ではなかなか味わえない一品が楽しめます。
タイサラダのラインナップも豊富で、豚トロのさっぱりサラダ「コー・ムー・ヤーン・ナム・トック」や、豚ひき肉のスパイシーサラダ「ラープ・ムー」、定番のカニのパパイヤサラダ「ソム・タム・プー・パラー」、そしてシーフードのパパイヤサラダ「ソム・タム・タ・レー」などが提供されています。麺類やご飯ものも充実しており、エビのスパイシースープ「トムヤムクン」、牛肉や豚肉のタイ風ラーメン、タイ風焼きそばの「パッタイ」、海老チャーハンなどが人気です。もち米の「カオ・ニャオ」や白米の「カオ・スワイ」も用意されており、料理に合わせて楽しむことができます。
価格帯としては、多くの料理が1,650円(税込)から1,980円(税込)程度で提供されており、様々なメニューを気軽に試せる価格設定となっています。ドリンクメニューも充実しており、タイビールやカクテル、ウイスキーのほか、ハイボール、サワー、酎ハイ、焼酎、ウォッカ、ワイン、ソフトドリンクが揃えられています。タイ料理との相性を考えながら、多彩なドリンクの中から選ぶ楽しみも提供されています。
営業時間は18時から翌朝6時までと、深夜遅くまで営業しているため、仕事帰りや二軒目、あるいは夜遊びの締めなど、多様なニーズに応えることができます。特に土曜日は混雑することが多いため、比較的ゆっくりと食事を楽しみたい場合は、平日や日曜日の利用が推奨されています。本場のタイ料理を名古屋の中心部で深夜まで楽しめる「タワンデン」は、異国情緒あふれる空間で本格的な味わいを求める人々に適した一軒と言えるでしょう。