愛知県春日井市八光町に位置する「絆わらび餅」は、JR勝川駅から徒歩約3分の場所にあるわらび餅の専門店です。勝川駅北口からフランテ勝川を南へ進んだ県道沿い、東春信用金庫の向かいにある一本通行の道路を西に入ると間もなく店舗に到着します。駐車場は敷地裏側に3台分用意されており、車での来店も可能です。2023年2月15日にオープンし、ほどよい「くちどけ」と「ねっとり」を追求した新食感の生わらび餅を特徴としています。
店内は、高級感がありながらも気軽に立ち寄れる雰囲気が魅力です。ショーケースには自慢のわらび餅が並び、スタッフから商品の説明を受けることもできます。購入した商品は、店内のイートインスペースでゆっくりと味わうことが可能です。席数には限りがありますが、落ち着いた空間でこだわりの和菓子を楽しむことができます。
提供されるメニューの中心は、きな粉、抹茶、胡麻の3種類の味から選べるわらび餅です。大きさは、気軽に楽しめる「お手軽サイズ」(きな粉380円、抹茶・胡麻400円)、家族で分け合える「ご家庭サイズ」(きな粉1,000円、抹茶・胡麻1,100円)、贈答用にも適した「手土産サイズ」(きな粉1,400円、抹茶・胡麻1,500円)が用意されています。手土産サイズには三色詰め合わせ(1,450円)もあります。わらび餅は、気候や温度、湿度といった細部にまでこだわって製造されており、ねっとりとした食感と柔らかな口どけが特徴です。
また、わらび餅をストローで手軽に楽しめる「わらび餅ドリンク」も人気の一品です。黒蜜ミルク、抹茶ミルク、珈琲ミルク、ロイヤルミルクティーの4種類のフレーバーがあり、いずれもオーツミルクへの変更が可能です。価格は650円から提供されています。わらび餅ドリンクは、タピオカのような感覚で、とろりとした滑らかなわらび餅の食感を楽しむことができます。
わらび餅以外にも、和菓子として塩豆大福(220円)、草餅(180円)、ずんだもち(200円)、おはぎ(粒あん/きな粉 各200円)なども取り扱っています。これらは冷凍での提供となり、自宅で解凍して味わうことができます。手土産としてわらび餅と和菓子を組み合わせるのもおすすめです。
さらに、「絆わらび餅」では、わらび餅との相性を追求したオリジナルのドリンクも提供されています。軽井沢の珈琲ロースター「MzCOFFEEラボ」が特別にブレンドした「絆わらび餅特別ブレンド珈琲」は、深煎りのコクとわらび餅の濃厚な甘さが絶妙に調和する一品です。このオリジナルブレンド珈琲は、ホットドリンクとして提供されるほか、豆での販売も行われており、自宅で淹れたての味わいを楽しむこともできます。
特に注目すべきは、2024年2月15日の1周年を記念して発売された「稲荷揚げわらび餅」です。これは、わらび餅を稲荷寿司の揚げで包んだユニークな商品で、稲荷の甘じょっぱい風味とわらび餅の柔らかな食感が融合した新感覚の味わいが特徴です。3個入りで400円で提供されており、これまでのわらび餅の概念を覆す、新しい和菓子の可能性を感じさせる一品として話題を集めています。テイクアウトにも対応しており、自宅でゆっくりと専門店の味を堪能することが可能です。