名古屋市中村区名駅4丁目にある「黒毛和牛とワインのお店 それいけ精香園」は、名古屋駅から徒歩約3分、ミッドランドスクエア裏に位置する焼肉店です。名古屋駅の地下通路とも直結しており、ユニモール5番出口からすぐの場所にあり、雨の日でも地下街を通って来店できる便利な立地です。2011年9月13日にオープンしたこの店は、1958年創業の老舗焼肉店「精香園」の味と伝統を受け継ぎ、約10年以上の時を経て復活した店舗です。創業者の孫が「景気が悪く元気がないおじさん達に、精香園の肉を食べて元気になってもらいたい」という強い思いで再開させ、当時の従業員であった現在の料理長と協力してメニューを完成させました。肉に携わって40年以上の料理長が厳選した上質な国産黒毛和牛を中心に提供しており、特に内臓系の肉にもこだわりが見られます。
店内の雰囲気は、焼肉店でありながらも洋風居酒屋のような落ち着いた空間が広がります。ステンドグラスやアンティーク照明、絵画に囲まれた内装は、大人の隠れ家のような洗練された雰囲気を醸し出しています。座席は総席数61席から68席で、様々なシーンに対応できるよう、カウンター席、テーブル席、掘りごたつ式の座敷個室、ソファ席、VIPルームが用意されています。2名から4名まで対応できる半個室が3室、6名から9名まで対応できる個室が1室、10名までのVIPルーム、そして最大16名まで利用可能な掘りごたつ座敷個室が完備されており、接待や会食、記念日、宴会など、幅広い利用が可能です。最大38名までの利用が可能で、18名以上の利用で貸切にも対応しています。全席禁煙で、2020年4月1日より全面禁煙となっています。
「それいけ精香園」のコンセプトは、厳選された黒毛和牛と豊富な種類のワインのマリアージュを楽しむことにあります。特に、通常の宮崎牛とは一線を画す、月に30頭しか流通しない「幻の尾崎牛」を毎月60食限定で提供しており、その脂の甘みと赤身の旨みが絶妙なバランスで、さっぱりとした味わいが特徴です。名古屋市内でも尾崎牛を取り扱っている店舗は数少ないため、希少な体験ができます。また、焼肉に合うワインは常時100種類以上が揃えられており、お手頃なグラスワインからフランス五大シャトーを含む本格的なボトルワインまで幅広くラインナップされています。ワインに詳しいスタッフが、料理の種類に合わせて最適なワインの提案をしてくれます。ドリンクの持ち込みも可能で、ワインの場合1本につき1,000円の抜栓料で利用できます。
メニューは、創業当時からの伝統の味と品質にこだわった逸品が並びます。人気の「精香園名物『尾崎牛ユッケ』」は、保健所の許可を得るためにキッチンを改装し、販売設備を整えた上で提供される特別な一品で、口の中でとろけるような柔らかさと濃厚な肉の風味が特徴です。また、「炙り極みリブロース」は、薄くスライスされた上ロースで、焼き網に乗せると肉汁が溢れ出し、すき焼き風に溶き卵で味わうのがおすすめです。適度な脂と赤身の旨味が秀逸で、多くの客が写真を撮るほどの人気メニューです。創業60年続く「カルビクッパ」は、時間をかけてじっくり煮込まれた牛骨スープに秘伝のタレが加わり、コク深く奥深い味わいが楽しめます。肉や野菜の旨みが凝縮されたスープは、心地よい辛さが後を引く逸品として、昔からのファンも多いメニューです。
その他にも、自家製のキムチやナムル、チャプチェなど、素材にこだわった手作りの韓国料理も充実しています。キムチは店内で一から漬け込まれ、大根のキムチであるカクテキやきゅうりのキムチであるオイキムチ、自家製キムチ盛り合わせなどがあります。野菜は低農薬野菜を使用し、ニンニクも国産品を店内で皮むきから行うなど、細部にわたるこだわりが見られます。
コース料理も充実しており、「厳選 それいけ精香園コース」(全11品、7,500円税込)や、「厳選 それいけ精香園コース」に飲み放題が付いたコース(9,000円税込)などがあります。飲み放題は90分制ですが、クーポンを利用することで120分に延長が可能です。肉盛り合わせや各種部位の焼肉、海鮮焼き、焼き野菜、自家製キムチ、サラダ、スープ、ご飯、麺類、デザートなど、幅広い料理が提供されます。
特別なサービスとして、誕生日などのお祝い時にはお祝いプレートの手配も相談可能です。また、金シャチマネーや買おまいプレミアム商品券も利用できます。お客様が安心して食事を楽しめるよう、除菌用アルコールスプレーの設置やフェイスガードを着用したスタッフ対応、テーブル制限、エアダクトによる空気の入れ替えなど、衛生管理にも配慮しています。