名古屋駅直結の名古屋ルーセントタワー1階に位置するこの場所は、かつて「うしじま洋食店」として多くの人々に親しまれていました。2022年10月27日にオープンした「うしじま洋食店」は、一流ホテルで修行を積んだシェフによる本格的な洋食を気軽に楽しめる店として注目を集めました。名古屋駅から地下道で繋がるルーセントタワー内にあったため、雨の日でも濡れることなくアクセスできる利便性の高さが特徴でした。JR名古屋駅から徒歩約4分、名古屋市営地下鉄東山線亀島駅から徒歩約6分、名鉄名古屋駅から徒歩約10分という好立地も魅力の一つでした。
「うしじま洋食店」の店内は、6メートルを超える高い天井が開放感あふれる広々とした空間を演出しており、スタイリッシュな雰囲気の中で食事ができる場所として知られていました。総席数は74席を有し、席間隔も広く取られていたため、ゆったりと過ごせる環境が整っていました。特別な個室や座敷、掘りごたつ、ソファ席、カウンター席は設けられていませんでしたが、広々とした空間は大人数の利用にも対応可能で、各種イベントや二次会などにも適していました。全席禁煙で、ルーセントタワー地下1階に喫煙所が利用可能でした。
提供されるメニューは、オムライス、ハンバーグ、海老フライといった代表的な洋食が中心でした。中でも人気を集めたのは、牛肉100%使用の「極みハンバーグ」でした。俵型に成形されたハンバーグは、熱々の鉄板で提供され、客自身が好みの焼き加減に調整しながら、常に出来立てのジューシーな肉の旨みを味わえるというユニークなスタイルが特徴でした。他にも、ふんわり卵が魅力のオムライスや、鉄板で提供されるナポリタン、とろける牛すじカレーライス、カニクリームコロッケ、大きな海老フライなど、バラエティ豊かな洋食メニューが揃っていました。価格帯はリーズナブルで、ランチ・ディナーともに1,000円から1,500円程度で本格洋食を楽しめると好評でした。例えば、ふわとろオムライスや鉄板ナポリタンは800円、極みハンバーグは180gが1,000円、250gが1,250円で提供され、サラダ、スープ、ライスのセットは別途300円で追加可能でした。
「うしじま洋食店」の営業時間は、月曜日から金曜日および祝前日のランチタイムが11:30から14:00まで(ラストオーダー13:30)でした。ディナータイムは貸切営業のみの対応となっており、土曜日、日曜日、祝日は名古屋ルーセントタワーの休館日に準じて定休日でした。貸切パーティーでは、ビュッフェ形式の料理とフリードリンクが提供され、大型スクリーンやマイク、音響設備も利用可能でした。40名以上での予約が推奨されていましたが、保証金額20万円を支払えば40名以下の人数でも貸切利用が可能という特別なサービスもありました。
しかしながら、「うしじま洋食店」は、2024年6月30日をもって「Party Restaurant REGOLITH(パーティーレストラン レゴリス)」としてリニューアルオープンしました。同住所、名古屋ルーセントタワー1階という立地は変わらないものの、店名とコンセプトが一新され、ブライダル二次会や企業パーティー、各種イベントに特化した店舗へと生まれ変わりました。現在の「Party Restaurant REGOLITH」は、着席で65名、立食で100名まで収容可能で、最新の音響システムや大型プロジェクター、新郎新婦控室などを完備しています。天井の高いガラス張りのカジュアルモダンな空間で、30名から100名までの貸切パーティーに対応しており、名古屋駅からのアクセスの良さも引き続き大きな強みとなっています。