愛知県岡崎市に位置していた「イタリアンキッチン DICO(ディコ)&田中果実店 フルウツ ト トモダチ 東岡崎店」は、2024年3月末をもって営業を終了しました。2019年11月2日のオープン以来、約4年半にわたり地域に親しまれてきたこの店舗は、名鉄東岡崎駅近くの複合商業施設「OTO RIVERSIDE TERRACE」内にあり、乙川を望むロケーションで、多くの方々に利用されていました。以下に、その営業期間中に提供されていたサービスや店舗の特色についてご紹介します。
このレストランは、東岡崎駅北口から徒歩約3分、または約4分の距離にある「OTO RIVERSIDE TERRACE」北店舗棟N203に位置していました。駅からのアクセスが良く、施設内の駐車場も利用でき、90分無料のサービスがあったため、車での来店も便利でした。乙川沿いの景観が楽しめる開放的なロケーションも、多くの来店客に評価されていました。
店舗はカジュアルなイタリアンレストランとして運営されており、自社農園で栽培された鮮度抜群の有機野菜をふんだんに使用した、身体に優しいメニューを提供していました。彩り豊かで目でも楽しめる料理と、気軽に利用できる価格帯が魅力でした。また、店内には「田中果実店 フルウツ ト トモダチ」が併設されており、旬の新鮮なフルーツを贅沢に使ったフルーツサンド、パフェ、タピオカドリンクなども提供され、テイクアウトメニューとしても人気を集めていました。店内はおしゃれで落ち着いた雰囲気で、広々とした空間が特徴であり、乙川の景色を眺めながらゆったりと食事を楽しめる点が好評でした。
メニューはランチとディナーで多様な選択肢が用意されていました。ランチタイムには、ミニサラダ、バゲット、前菜盛り合わせまたはバーニャカウダ、魚料理または肉料理、そしてソフトドリンク2杯またはアルコール1杯がセットになった「パスタのランチ+Aセット」が2,260円(税込)で提供されていました。特に、じっくりと5時間煮込んだベーコンとマッシュルームのカルボナーラ(生パスタ使用)などが人気を集めていました。ディナー時には、一人ワンドリンクオーダー制が設けられていました。また、特別なコースとして、前菜3種、バーニャカウダ、バゲット、サラダ、小エビのアヒージョ、牛肉の赤ワイン煮込み、本日のパスタ、デザート盛り合わせといった豪華な内容の「ランチ贅沢コース」が2,980円で用意されていました。併設の田中果実店では、愛知県産の紅ほっぺイチゴを使用したフルーツサンドが650円、ゴールデンキウイサンドが370円などで販売されていました。平均予算は、ランチで1,000円から、ディナーでは3,500円からが目安とされていました。
店内には合計60席が設けられており、カウンター席、ソファ席、テーブル席のほか、最大16名まで利用可能なテーブル半個室が1室ありました。開放感のあるテラス席も用意されており、暖かな日には乙川の風を感じながら食事が楽しめる特別な空間として親しまれていました。貸切も可能で、着席時最大58名、立食時最大75名まで対応できたため、20人から50人規模のパーティーや宴会にも柔軟に対応していました。広々とした空間は、様々な利用シーンに適していました。
特別なサービスとして、誕生日や記念日のお祝いに対応するプランが充実していました。例えば、バースデーランチプラン(1,980円)やバースデーディナープラン(3,000円)、さらに90分飲み放題付きのバースデーディナープラン(4,300円)が提供され、お祝い・サプライズ演出にも対応していました。お子様連れの家族にも配慮が行き届いており、乳児から小学生まで入店可能で、お子様メニューやベビーカーでの入店も歓迎されていました。テラス席ではペット同伴も可能であり、多様なニーズに応えていました。また、無料Wi-Fiや車椅子での入店も可能であり、利用客への細やかな配慮がうかがえました。決済方法としては、PayPayなどの非接触型決済も導入されていました。衛生対策も徹底されており、お客様入れ替わり時のテーブル消毒、定期的な店内消毒、アクリル板やパーテーションの設置、従業員の検温・体調確認、手洗い・手指消毒、マスク着用と咳エチケット、お客様への入店時手指消毒などが実施され、安心して食事を楽しめる環境が提供されていました。
このように、「イタリアンキッチン DICO(ディコ)&田中果実店 フルウツ ト トモダチ 東岡崎店」は、その魅力的なロケーションと多様なサービスで、多くの人々に愛される存在でしたが、2024年3月末にその歴史に幕を閉じました。