名古屋市中村区名駅三丁目という賑やかな立地にありながら、まるで江戸時代の古民家にタイムスリップしたかのような落ち着いた雰囲気が魅力の「猪口猪口(ちょこちょこ)」。JR名古屋駅の桜通口から徒歩およそ3分、または名駅ユニモール地下街4番出口から徒歩1分と、アクセス至便な場所に位置しています。また、名古屋市営地下鉄桜通線国際センター駅からも徒歩およそ3分と、様々な方面からのアクセスに便利な立地も魅力です。
店名の「猪口猪口」は、「ちょこちょこつまんでちょこちょこ呑む」という、古き良き江戸前の蕎麦屋の文化を現代に再現したいという想いから名付けられています。店内は、昔ながらのガラス戸や欄間、アンティークな家具が配され、趣のある大人の隠れ家のような空間が広がっています。1階には掘りごたつ式のテーブル席やカウンター席があり、目の前で料理が作られる様子を眺めながら食事を楽しめる特等席も用意されています。2階はふすまなどで仕切られた個室が充実しており、2名から最大28名まで対応可能な様々なタイプの個室が完備されているため、少人数の会食から大人数での宴会、接待、家族での利用など、幅広いシーンで活用できます。ソファ席や座敷、掘りごたつ席もあり、ゆったりとくつろげる空間が提供されています。総席数は64席です。
「猪口猪口」の料理は、蕎麦屋ならではの和のテイストを大切にしながら、素材の味を最大限に引き出した逸品が揃っています。料理長自慢の「おばんざい」は週替わりで内容が変わり、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみがあります。七厘で丁寧に焼き上げる「魚や肉」は、炭火でじっくりと炙られることで最高の状態に仕上がります。特に、無農薬で栽培された「しいたけブラザーズ」の原木しいたけを使った料理は、本物の食感、香り、味わいを堪能できると評判で、七輪焼き、バター醤油焼き、天ぷらなど、好みに合わせて選べます。愛知近郊の地産の物や国産・有機にこだわった厳選食材を使用し、野菜料理や魚料理にも力を入れています。
夜は、旬の食材を使った珍味や一品料理を肴に、全国各地から厳選された豊富な種類の日本酒や焼酎、ワイン、カクテルを「粋」に楽しめます。日本酒や焼酎に特にこだわりがあり、蕎麦前として料理と共にじっくりと味わうことができます。食事の締めには、こだわりのせいろ蕎麦が提供され、蕎麦で締める江戸前のスタイルを体験できます。また、「あいち鴨のしゃぶしゃぶ」も人気メニューの一つです。
コースメニューも充実しており、2時間飲み放題付きのコースが用意されています。料理長おすすめの「彩コース」は6,000円から、蕎麦前を楽しめる「蕎麦前コース」は5,000円から利用できます。ディナーの平均予算は5,000円から5,999円程度、ランチは1,000円から提供されているとの情報もあります。お通し代として560円がかかりますが、コース利用の場合はかかりません。
子供連れでの利用も可能で、乳児や未就学児、小学生も入店できます。子供用の食器も用意されているため、家族での食事にも安心して利用できるでしょう。全席禁煙で、落ち着いた環境で食事を楽しめます。駐車場はありませんが、近隣にコインパーキングがあり、公共交通機関でのアクセスが便利です。
「猪口猪口」は、2003年2月17日にオープンし、長年にわたり名古屋の食文化を彩ってきました。その歴史と、古民家を改装した独自の空間、そして旬の素材を活かしたこだわりの料理が、多くの人々に愛されています。