愛知県名古屋市中区大須3丁目6-3に位置する「台湾料理 矢場味仙」は、名古屋の観光やショッピングの中心地である栄と大須の間にあり、名古屋市営地下鉄矢場町駅4番出口より徒歩約6~7分、上前津駅1番口からは徒歩7分、大須観音駅からは徒歩12分と、アクセスしやすい立地が魅力の台湾料理店です。近くにはライブハウスもあり、多くのミュージシャンや観客にも長年愛されてきた歴史があります。店舗はビル一棟が「味仙」となっており、1階から3階までの広々とした空間で、最大364席(食べログ情報)または約350席(公式ブランドサイト情報)を擁する味仙グループ最大級の規模を誇ります。活気あふれる店内は、赤色で統一されたテーブルと椅子、そして人数に合わせた円卓が多数配置され、本場の台湾料理店さながらの雰囲気を味わうことができます。
「台湾料理 矢場味仙」の大きな特徴は、その独特な「辛くて濃い」味付けにあります。これは多くのファンを魅了し、やみつきになる美味しさを生み出しています。特注のガスコンロは通常の10倍の火力を持ち、中華料理の命ともいえる火力で、香ばしさや焼き色、パリッとした食感を生み出し、他では味わえない料理を提供しています。また、単に辛いだけでなく、深みのある旨さを追求しており、唐辛子とニンニク、秘伝の醤油を組み合わせたスパイシーな料理は、コクのあるスープと相まって濃厚な旨味を生み出します。辛さやニンニクの量の調整、さらにはチャーハンで天津飯を作ったり、子供向けの優しい味への変更など、顧客の要望に可能な限り応える柔軟なサービスも提供されており、辛いものが苦手な方から激辛好きまで、誰もがお気に入りの味を見つけられる工夫が凝らされています。
メニューの中心となるのは、名古屋名物として広く知られる「台湾ラーメン」です。その元祖の味を継承しつつ、マイルドな辛さの「アメリカン」や、さらに辛い「イタリアン」、そして「アフリカ」「エイリアン」といった段階的な辛さのバリエーションが提供されており、好みに合わせて選ぶことができます。価格帯は台湾ラーメンが630円から855円(税込)程度で提供されています。他にも、矢場味仙限定の「ホルモンラーメン」は、優しいスープに大粒で柔らかいホルモンがたっぷりとトッピングされた人気メニューで、辛いものが苦手な方やパワーを付けたい方にもおすすめの一品です。価格は780円から970円(税込)です。多くのリピーターを持つ「青菜炒め」は、715円から830円(税込)で提供され、特注の火力で素早く炒め上げられるため、提供までの速さも特徴です。ニンニクが効いた柔らかな青菜は、辛いラーメンの箸休めやビールのおつまみにも最適です。その他にも、「ニンニクチャーハン」は715円(税込)、定番の「ギョーザ」は440円から580円(税込)、手羽先は450円から495円(税込)、あさり炒めは715円(税込)、酢豚は880円から1,100円(税込)、麻婆豆腐は660円から900円(税込)など、豊富な一品料理が揃っています。麺類では「あさり麺」「ナス麺」「五目ラーメン」なども楽しめ、ご飯ものには「台湾丼」や「エビチャーハン」「天津飯」などがあります。デザートには「杏仁豆腐」も用意されています。
座席は、1階、2階、3階に多数のテーブル席が設けられており、特に3階ではパーティションで区切ることで、半個室としても利用できる空間があります。大人数での利用にも対応しており、大規模な宴会にはフロア貸切も可能で、最大160名から200名までの貸切実績があります。ソファー席や掘りごたつ席、座敷席は確認できませんでした。特別なサービスとしては、テイクアウトに対応しており、店舗で提供される元祖台湾ラーメンやホルモンラーメン、味仙監修のふりかけなどを全国発送で購入できる公式通販サイトも設けられています。これは、遠方の方や自宅でも味仙の味を楽しみたい方に嬉しいサービスです。