福井県丹生郡越前町の山間に佇む「魚竹別館牡丹」は、自然豊かな越前の地で育まれた山の幸と海の幸を堪能できるジビエ料理の専門店です。清流のせせらぎと竹林の美しい景色に囲まれたロケーションは、訪れる人々に非日常の癒しと安らぎを提供します。都会の喧騒を忘れ、ゆったりとした時間の流れの中で旬の味覚を味わえる点がこの店の大きな魅力です。
アクセスについては、北陸自動車道鯖江インターチェンジから車で約25分、泰澄の杜からは南へ約500メートルに位置しており、車でのアクセスが便利です。公共交通機関を利用する場合は、福井鉄道福武線神明駅から車で約18分、またはフレンドリー号環状ルート「糸生駐在所前」バス停から徒歩約4分で到着します。敷地内には30台収容可能な駐車場が完備されているため、自家用車での来店も安心です。さらに、10名以上での利用の場合、20km圏内であれば無料の送迎バスサービスが提供されており、団体での利用にも対応しています。
「魚竹別館牡丹」の代名詞ともいえるのが、名物の「ぼたん鍋」です。厳選された新鮮な猪肉のみを使用しており、猪肉特有の臭みがなく、上質な脂の甘みと肉本来の旨味が凝縮されています。この猪肉の旨味を一層引き立てるのが、秘伝の柚子味噌です。また、猪肉には疲労回復に良いとされるビタミンB群や、美容に嬉しいコラーゲンが豊富に含まれているため、美味しさだけでなく健康や美容への配慮も感じられる一品です。その他、熊、鴨、鹿など、様々なジビエの鍋料理が用意されており、それぞれの肉の風味と食感を楽しむことができます。
メニューは、ジビエ料理を核としつつ、越前地方の豊かな食材を活かした幅広いラインナップが魅力です。ランチタイムには、一日20食限定の「ジビエ小鍋定食」や「ジビエ焼肉定食」がそれぞれ2,200円(税込)で提供されており、気軽にジビエ料理を体験できます。通常メニューとしては、「ぼたん鍋」が3,850円(税込)、くま鍋、鴨鍋、鹿鍋もそれぞれ3,500円、2,500円、2,500円で味わえます。焼肉メニューでは、「ぼたん焼肉」や「くま焼肉」が3,000円、さらに「ジンギスカン焼肉(ラム肉)」は1,000円、「しか焼肉」は2,000円で提供されています。鍋物や焼肉の他にも、猪肉や山菜、松茸、かに、五目などから選べる釜飯は800円から1,200円、猪肉を使用したピザは1,000円、福井名物の越前そばは600円からと、多彩な料理が揃っています。季節によっては、時価で新鮮な越前かにを茹でがに、焼きがに、かにすきなどで楽しむこともできます。慶事や法事、ビジネスの接待など特別な席には、季節の食材をふんだんに使った4,500円からの懐石料理や、1,800円からの松花堂弁当も用意されており、多様なニーズに応えます。
店内は、竹林の眺望を最大限に活かした設計で、どの席からも美しい景色を望むことができます。座席は「個室」、「小上がり」、「大広間」の3タイプがあり、用途や人数に合わせて選択可能です。個室は2名から30名まで収容可能で、ビジネスの商談や法事、家族のお祝いなど、プライベートな空間で食事を楽しみたい場合に最適です。小上がり席はすべてお座敷となっており、2名から8名程度の利用に適しており、小さなお子様連れの家族でも安心して利用できます。最大150名まで収容できる105畳敷きの大広間は、忘年会、新年会、結婚披露宴など大人数での宴会や行事に利用されています。
特別なサービスとして、上述の無料送迎バスの他、お子様連れのお客様も歓迎されており、小上がり席がそのニーズに応えます。お祝いやサプライズにも対応可能で、記念日などの特別な日を演出するサポートも行っています。店内は全席喫煙可能で、喫煙専用室も設けられています。
「魚竹別館牡丹」は、福井の自然が育んだ上質なジビエ料理を中心に、旬の海の幸、山の幸を存分に味わえる食事処として、地元の住民はもちろん、観光客にもおすすめです。美しい景観と心地よい空間の中で、心ゆくまで福井の味覚を堪能できるでしょう。