石川県七尾市郡町に位置する「串満斎やきとり家竹松」は、昭和32年創業の歴史を持つ本格炭火焼き鳥店です。七尾駅から車で約5分、食祭市場からは車で約3分の場所にあり、七尾駅からは徒歩約16分とアクセスしやすい立地です。駐車場も完備されており、車での来店も便利です。店名は、創業者の小野竹松氏の名に由来し、「串でお客様の気持ちを満たし、居心地で気持ちを満たし、お店で気持ちを満たして欲しい」という願いが込められています。また、「斎」の文字には清める、神聖といった意味が込められており、神仏の一文字を求めて名付けられたとされています。2024年の能登半島地震以降も営業を再開しており、地元の人々に活力を与え続けています。
店内は落ち着いた雰囲気で、座敷席とテーブル席が用意されており、子供用の椅子も種類豊富に揃えられているため、子連れの家族でも安心して食事を楽しむことができます。玄関には鶏の部位が詳しく書かれた壁掛けがあり、部位を知ることでより深く焼き鳥を味わえるという工夫が凝らされています。
「串満斎やきとり家竹松」では、素材の旨みを最大限に引き出すために、厳選された国産の鶏肉を使用しています。特に「桜姫鶏」や地鶏「阿波尾鶏」など、こだわりの鶏肉を炭火でじっくりと焼き上げています。焼き鳥は、自然塩で素材本来の味を楽しむこともできますし、60年以上受け継がれる秘伝の甘辛いタレで味わうこともできます。このタレは、ごはんとの相性も抜群で、〆の焼き鳥丼も人気メニューの一つです。
メニューは非常に豊富で、定番の焼き鳥串以外にも、様々な一品料理や揚げ物串、サラダなどが揃っています。店主のおすすめメニューとしては、すり鉢で丁寧に練り上げられ、ふわふわで食べ応えのある「すり鉢つくね串」が一番人気です。その他、「三河赤鶏」や「能登ぶたバラ串」も上位の人気を誇ります。店主が特に食べてほしいと推すのは、ハーブや岩塩で味付けし、低温調理、炭火焼き、スモークと手間暇かけて作られる「ラムチョップ」や、化学調味料無添加で能登115の乾燥椎茸を隠し味に使った香り豊かな「鶏めし」です。これらの特別な調理法や素材へのこだわりが、店の味を一層引き立てています。
串揚げも充実しており、れんこん、うずら、かぼちゃなどの野菜串揚げや、季節の野菜、お肉の串揚げも楽しめます。また、やげん軟骨やハツ、ぼんじり串、桜姫鶏ささみ串など、希少部位や工夫を凝らした串も提供されています。ドリンクメニューも充実しており、ノンアルコールも豊富に用意されているため、幅広い客層が利用しやすい環境です。
価格帯は、ディナーで3000円から4000円程度とされており、様々な種類の串や一品料理を堪能できる充実した内容となっています。支払い方法は現金、各種Pay決済、クレジットカードに対応しており、利便性も高いです。お客様への配慮として、入店時の検温や店内の消毒液設置、混雑時の入店制限など、衛生管理にも力を入れています。テーブルごとの仕切りもあり、落ち着いて食事ができる空間が提供されています。