石川県金沢市片町1-7-23、金劇パシオンB1Fに位置していた「寿司と居酒屋魚民 金沢片町店」は、2024年1月31日をもって閉店いたしました。かつては、北陸鉄道石川線野町駅から徒歩約13分(約1.0km)、また片町バス停からは徒歩約3分という、金沢の中心部において利便性の高い場所で営業していました。金劇パシオンの地下1階という立地は、地域の住民だけでなく、金沢を訪れる人々にとってもアクセスしやすいという利点がありました。この店舗は、若年層からシニア層まで幅広い客層に愛されることをコンセプトに、「和風=魚」というテーマを掲げ、洗練された和の空間を意識した店舗づくりが特徴でした。お客様が個室感覚でゆったりとくつろげるよう配慮された空間は、多くの利用客に好評を博していました。プライベートな時間を大切にしたい方や、グループでの利用にも適した設計がなされていました。
提供されていたメニューは、新鮮な海の幸をふんだんに使った寿司や、居酒屋ならではの定番おつまみ、そして心温まる和食中心の逸品が豊富に揃っていました。特に名物として知られていたのは、コクがありながらもさっぱりとしたスープと、ぷるぷるの食感が楽しめるもつが特徴の「もつ鍋」でした。このもつ鍋は、多くのリピーターに愛される看板メニューの一つでした。また、30種類以上もの握り寿司をはじめ、手巻寿司や細巻など、寿司のラインナップも充実しており、新鮮な魚介を存分に味わうことができました。お造りには、八種、五種、三種盛り合わせのほか、〆鯖、かんぱち、とろビンチョウ、黒ミル貝、まぐろ、国産真だこ、生サーモンなど、多種多様な旬の魚介が提供されており、その時々の「旬」を堪能できるよう工夫されていました。
海鮮料理以外にも、北海道産ホタテの醤油バター焼きや、かに味噌バターといった一品料理、めひかりの唐揚げ、しまほっけの炙り焼き、真鯛の西京焼き、三陸金華沖さばの炙り焼きなど、焼き物や揚げ物も充実していました。鉄板料理では、鉄鍋餃子やふわとろ山芋の海鮮モダン焼き、鶏ちゃんキムチ炒め、牛カットステーキなどが人気を集め、串焼きの種類も豊富でした。食事の〆には、東村山黒やきそばや鶏せいろそば、かにチャーハンなどの麺・ご飯類、さらにはメロンパンアイスやイタリアンドルチェ カッサータ、抹茶和風パフェといったデザートまで楽しむことができ、幅広いニーズに応えるメニュー構成でした。小さなお子様連れのお客様向けには、おこさまセットやおこさまカレーライス、お絵かきホットパンケーキなどのキッズメニューも用意されており、家族での利用にも適したお店でした。
座席は個室が完備されており、プライベートな空間で食事や会話を楽しむことができました。大小様々な宴会に対応できる空間があり、大勢での宴会や送別会、歓迎会、忘年会、新年会といった様々なシーンでの利用にも対応しており、お得な宴会コースや飲み放題プランも提供されていました。これらのプランは、幹事にとっても利用しやすい設定がなされており、多様な飲み会のニーズに応えていました。支払い方法ではPayPayや各種クレジットカード(Amex)が利用可能で、利便性も兼ね備えていました。ディナーの予算は一人当たり3000円程度とリーズナブルで、質の高い料理を手軽に楽しむことができると評判でした。かつて、金沢片町エリアで多くの人々に親しまれていた「寿司と居酒屋魚民 金沢片町店」は、その豊富なメニューと利用しやすい価格帯、そして落ち着いた空間で、地域に根差した居酒屋として存在感を放っていました。