金沢の風情あるにし茶屋街の入り口近くに位置する「町家食堂 晴れやか」は、北陸の旬の海鮮と生麩料理を気軽に楽しめる和食店です。2023年4月18日にオープンし、歴史ある町家の趣を活かした建物で、観光客から地元の方まで幅広い層に親しまれています。店内は上品で和モダンな空間が広がり、落ち着いた雰囲気の中で食事を堪能できます。
アクセスは、北陸鉄道石川線野町駅から徒歩約6分(480m)の距離にあり、片町スクランブル交差点からは徒歩約6分、バス停「野町広小路」や「白菊町」からは徒歩約3分と、公共交通機関でのアクセスも良好です。車で訪れる際は、近隣の有料コインパーキングやにし茶屋街観光駐車場(徒歩1分)を利用できますが、店舗に専用駐車場はありません。
「町家食堂 晴れやか」の大きな特徴は、北陸の新鮮な海の幸を贅沢に味わえる料理と、生麩を生地にしたもっちり食感が魅力の「生麩ピザ」です。特に名物として知られるのは、高級魚「のどぐろ」を惜しみなく使った「のどぐろのひつまぶし御膳」で、出汁をかけてお茶漬けのように楽しむなど、3通りの食べ方でその旨さを堪能できると好評です。その他にも、のど黒や梅貝が付いたお刺身盛り合わせ、旬の地魚のお刺身盛り合わせなど、新鮮な魚介を活かした料理が豊富に揃っています。ランチでは「晴れやか御膳」や「氷見うどん海鮮セット」、日替わり御膳などが提供されており、ディナーではお刺身盛り合わせや創作生麩ピザ、また「のど黒のひつまぶし」も味わえます。お茶漬けには「産地直送 炙りのど黒のお茶漬け」や「産地直送 炙り鯖へしこのお茶漬け」などがあり、甘味には「加賀棒茶ジュレと生麩のクリームあんみつ」や「笹巻き生麩まんじゅう」といった生麩スイーツも楽しめます。
店内には総席数26席が用意されており、カウンター席が6席、4人掛けテーブル席が5つあります。落ち着いた空間が演出されており、席間も広く取られています。個室も完備しており、5名から10名で利用可能な個室が一部屋ずつ用意されています。奥の窓からは緑豊かな庭園を眺めることができ、接待や会食、特別な日のお祝いにも適した隠れ家のような雰囲気です。20名程度から貸切も可能で、着席時最大26名、立食時最大30名まで対応可能です。
特別なサービスとして、お祝いやサプライズの際にバースデープレートの提供が可能であり、複数言語(英語)のメニューも用意されています。お子様連れの利用も歓迎されており、乳幼児や未就学児、小学生も入店可能で、ベビーカーの入店も可能です。お子様用の椅子や、昼時にはお子様ランチも提供されるなど、きめ細やかな配慮がなされています。店内は全席禁煙で、無料Wi-Fiや電源も利用できるため、快適に過ごせる環境です。また、車椅子での入店も可能で、バリアフリーにも対応しています。ディナータイムにはお通し代として450円のチャージ料が発生します。
お料理に合う北陸の地酒も豊富に取り揃えられており、半合550円、一合1,000円から楽しめます。時期によっておすすめの銘柄や季節限定のものが用意され、飲み比べセットもあります。金沢市で醸造される「金澤ブルワリー」のビールも提供されています。
「町家食堂 晴れやか」は、2023年4月18日にオープンして以来、金沢の魅力的な食文化を体験できる場所として注目を集めています。