金沢市片町に位置する「金沢海鮮藁焼き わら火」は、新鮮な海の幸や加賀野菜、肉類を、無農薬の国産藁を用いた藁焼きと天然備長炭での炭火焼きという二つの調理法で提供する海鮮居酒屋です。特に、石川県内で唯一、藁焼きのライブパフォーマンスを間近で楽しめる点が大きな特徴となっており、800℃を超える藁の炎が食材の旨みを凝縮させ、香ばしい香りが五感を刺激します。犀川大橋からは徒歩3分ほどの距離にあり、弁柄格子と明るい提灯が目印です。北陸鉄道石川線野町駅からは徒歩約12分、北陸新幹線、IRいしかわ鉄道、JR北陸本線金沢駅兼六園口からは徒歩約43分と、少し距離がありますが、金沢の繁華街にあり、地元のグルメを楽しむ人々や観光客に選ばれています。
店内は洗練された和モダンな空間が広がり、カウンター席、テーブル席、小上がり席、そして半個室が用意されており、様々なシーンに対応可能です。藁焼きの迫力ある調理風景を目の前で楽しめるカウンター席は、特に人気を集める特等席となっています。デートや女子会、宴会など、利用目的に合わせて席を選ぶことができます。
メニューの中心は、もちろん「藁焼き」と「炭火焼き」です。藁焼きでは、カツオやブリ、のどぐろといった新鮮な魚介のほか、牛タンや鴨肉などの肉類も楽しめます。特にカツオの藁焼きは看板メニューであり、塩で味わうのがおすすめです。九州の初ガツオから始まり、時期ごとに一番美味しいカツオを全国から厳選して仕入れているこだわりが見受けられます。希少な「迷いガツオ」が提供されることもあり、運良く出会えた際にはぜひ試したい逸品です。また、塩ゆでした黒枝豆を藁の炎でさっと炙った「黒枝豆の藁焼き」は、一度食べたら病みつきになると評されるリピート率ナンバーワンの人気メニューです。炭火焼きでは、能登牡蠣やハマグリ、サザエといった魚介の他、百万石椎茸、蓮根、筍などの加賀野菜も提供され、素材の味を最大限に引き出す工夫が凝らされています。
ドリンクメニューも充実しており、スモーキーな香りが特徴の「わら火ハイボール」や、キンキンに冷えたレモンがごろごろ入って見た目にも美しい「凍結レモンスライスレモンサワー」などが人気です。日本酒や焼酎も厳選されており、藁焼きや炭火焼きの料理との相性を考えながら選ぶことができます。
料金帯は、ホットペッパーグルメの表示で5001円から7000円程度とされており、提供される食材の質や調理法、店の雰囲気に見合った価格設定と言えるでしょう。また、のどぐろの藁焼きコースなど、特定のコース料理も用意されています。新鮮な素材とこだわりの調理法が織りなす「金沢海鮮藁焼き わら火」は、金沢の食の魅力を深く堪能できる場所として、多くの食通に支持されています。