東京メトロ有楽町線麹町駅3番口からわずか徒歩1分という利便性の高い場所にありながら、路地裏にひっそりと佇む「麹町和食 和だん 夢心邸」は、都会の喧騒を忘れさせる大人の隠れ家として親しまれています。かつて四ツ谷で愛された名店が麹町に移転し、その温かみのあるおもてなしと本格和食の味わいをさらに深めています。店内は福島県出身の店主のこだわりが随所に感じられ、福島の伊達鶏や福島牛、常磐の魚といった選りすぐりの食材が並び、建材には県産木材が使用されるなど、故郷への深い想いが息づいています。
「和だん 夢心邸」の料理は、和食一筋二十年以上の熟練の職人が腕を振るう本格的な割烹料理で、日本の四季折々の旬の食材を最大限に活かすことに重きを置いています。米は契約農家から直送された玄米を店内で丁寧に精米し、土鍋でふっくらと炊き上げて提供されます。鮮魚は九州から航空便で直送される新鮮なものを選び、肉は農協から厳選された黒毛和牛をブロックで仕入れる徹底ぶりで、素材本来の味わいを追求した一皿一皿が目と舌を楽しませます。
特に、四ツ谷時代から変わらぬ人気を誇る名物「和だんビーフシチュー」は、大きな牛肉がとろけるほど柔らかく煮込まれ、ご飯との相性も抜群と評判です。じっくりと煮込まれたルーは優しく温かい味わいで、ランチタイムにも別料金で提供されており、店の魅力を語る上で欠かせない一品となっています。旬の鮮魚を盛り合わせた「九州直送の鮮魚 盛り合せ」も、季節ごとの一番美味しい魚を堪能できる逸品として人気を集めています。コース料理としては、厳選素材をふんだんに使った全7品から9品構成のおまかせコースがあり、本格的な割烹料理を心ゆくまで味わうことができます。ランチの平均予算は約1,200円から2,000円程度、ディナーは約8,000円から15,000円程度で、幅広い価格帯で旬の味覚を楽しむことが可能です。ランチ定食ではご飯と味噌汁のおかわりが自由という嬉しいサービスもあります。
店内はこじんまりとしており、靴を脱いで上がるスタイルで、まるで自宅に招かれたかのような落ち着いた雰囲気が広がります。調理の様子を間近で見ることができるカウンター席のほか、プライベートな時間を過ごせる個室も完備されており、接待や会食、大切な方との食事など、様々なシーンに対応しています。また、掘りごたつ式のカウンター席や小テーブル席も用意され、ゆったりとくつろげる空間が提供されています。店主は一人ひとりの客を大切にする想いに満ちており、客の要望に応じた創作料理も提供されるなど、細やかな心遣いが訪れる人々に感動を与えています。テイクアウトやデリバリーにも対応しており、店の味を自宅でも楽しむことができます。