東京都新宿区大久保に位置する「BAKENEKO CAFE」は、捨て猫や保護猫が新たな家族の元へと巣立つ「飼い猫」になることをコンセプトに掲げる保護猫カフェです。東京メトロ副都心線西早稲田駅から徒歩2~3分、JR高田馬場駅戸山口からは徒歩10分ほどの距離にあり、アクセスしやすい立地が特徴です。西早稲田駅からはわずか119mの場所に位置しています。新宿区諏訪通り沿いにあり、2021年8月2日にオープンしました。
店内は猫たちがのびのびと過ごせるよう、広々とした空間が確保されており、キャットウォークやキャットタワー、キャットステップなどが設置されています。猫たちが自由気ままに遊び、くつろぐ姿を間近で見ることができ、訪問者にとって癒しの時間を提供しています。店内は非常に清潔に保たれており、床に座って猫と触れ合うことも可能です。スタッフと猫たちの距離も近く、信頼関係がうかがえるため、猫に不慣れな方でも安心して訪れることができます。
利用料金は時間制となっており、30分1,000円、1時間パック1,500円、2時間パック2,400円、3時間パック3,000円、平日限定フリータイム3,000円といったプランが用意されています。延長は30分につき800円で、指定時間を超えると自動的に上位パックに切り替わるシステムです。学生は入場料が20%OFF、小学生は半額となり、保護者の同伴があれば小学生も入場可能です。ただし、小学生未満のお子様は安全上の理由から入場できません。また、香水の使用は猫に有害な成分が含まれる可能性があるため禁止されており、靴下の着用が必須です。靴下は店内で販売もされています。
店内で提供される飲食に関して、飲み物は無料の自動販売機で提供されており、猫の誤飲防止のため蓋をして飲むよう案内があります。500円でビールを楽しむこともできます。食事については、訪問時には休業していることもありましたが、「豚ギャングZ」の豚丼を注文できる時期もあります。テラス席での飲食も可能で、QRオーダーシステムによりスムーズな注文ができます。メニューには猫のおやつセット「CatFood」や、お店の代名詞ともいえる「にゃんぱん」など、猫に関連したユニークなものも提供されています。ドリンクメニューには日本酒、焼酎、ワインも含まれています。
座席は全10席で、ご飲食はテラス席のみが提供されることがあります。個室の有無については情報がありませんが、貸切は可能とされています。ソファ席があるテーブルも確認されており、落ち着いて過ごせる空間が提供されています。店内には漫画や雑誌、小説が豊富に揃っており、猫に囲まれながら読書を楽しむこともできます。Wi-Fiと電源も完備されており、PC作業などにも利用できる環境です。
「BAKENEKO CAFE」では、里親探しにも力を入れており、これまでに多くの保護猫たちが新しい家族のもとへと卒業しています。猫たちが安心して暮らせる環境を提供し、人と猫をつなぐ架け橋となることを目指しています。公式ウェブサイトやSNSでは、猫たちの最新情報や保護活動の様子が発信されています。寄付による支援も受け付けており、500円の寄付で保護猫1匹の約1週間分のご飯代になるとされています。クレジットカードでの単発または継続的な支援も可能です。訪問することで保護猫支援に繋がるという温かい理念もこのカフェの大きな特徴です。