東京都板橋区小茂根に位置する「いっぷくや」は、西武有楽町線および東京メトロ小竹向原駅1番出口から徒歩およそ10分から11分ほどの閑静な住宅街に佇む、隠れ家のような飲食店です。小竹向原駅から約853mの距離にあり、周囲の落ち着いた環境も相まって、ゆったりと食事の時間を過ごせる空間が広がっています。
このお店は、2020年11月にオープンし、「甘味とお茶とお酒」をコンセプトに、昼と夜で異なる顔を持つユニークな営業スタイルが特徴です。11時から18時までの日中は、和菓子のテイクアウト専門店として営業しています。特に人気の高い「おおきな苺大福」や「みかん大福」は、その見た目の美しさと上品な味わいで知られており、売り切れ次第終了となるため、早めの時間の来店がおすすめです。大粒のいちご大福は、苺の入荷状況によって販売される「出会えたらラッキー」な逸品で、もちもちとした生地と甘い餡、そして溢れ出す果汁が調和した絶妙なハーモニーを楽しめます。
そして18時からは、一転して居酒屋としての営業が始まります。店内はカウンター席のみ8席のこぢんまりとした空間で、アットホームな雰囲気が魅力です。日替わりで提供されるメニューは、訪れるたびに新しい味との出会いを予感させ、何度でも足を運びたくなる工夫が凝らされています。定番メニューとしては、「津軽海峡焼きそば景色」や「メキシカンロック」といった個性的な料理が用意されており、訪れる人々の舌を楽しませています。ドリンクは「単品飲み放題」が2,200円(税込)で提供されており、気軽に利用できる点も魅力の一つです。ディナーの平均予算は3,000円程度とされており、様々な料理とお酒を堪能できる価格帯となっています。ただし、メニューの価格は2021年3月31日以前の情報に基づいている場合があるため、最新の価格については店舗への直接確認が推奨されます。
座席はカウンター席のみが8席設けられており、個室やソファ席の用意はありません。少人数での利用や、一人でふらりと立ち寄って店主との会話を楽しむといった、アットホームな雰囲気を好む方には最適な空間と言えるでしょう。決済方法としては、QRコード決済のPayPayが利用可能です。クレジットカードや電子マネーには対応していません。昼は絶品和菓子、夜は日替わりの創作料理とお酒が楽しめる「いっぷくや」は、その多面的な魅力で地域の食通たちを惹きつけています。