池袋駅西口から徒歩約6分から10分の場所に位置する「酒と鰻とジビエ 池袋寅箱」は、都会の喧騒から一歩離れた裏通りにひっそりと佇む大人の隠れ家として知られています。かつて「和ガリコ寅」として親しまれた店舗が移転リニューアルを経て、2019年8月に現在の形でオープンしました。木のぬくもりを感じさせる落ち着いた雰囲気の店内は、訪れる人々にゆったりとした時間を約束します。
このお店の大きな特徴は、その名の通り「鰻(うなぎ)とジビエ」、そして厳選された「酒」にあります。特に鰻は、注文を受けてから生の状態のものを関西風に焼き上げるこだわりで、皮は香ばしくパリッと、身はふっくらと仕上げられ、鰻本来の凝縮された旨みが堪能できる逸品です。時期によって様々な産地から取り寄せることで、常に質の良い鰻を提供しています。ジビエに関しても強いこだわりを持ち、ハンターから直接仕入れた鮮度の高い猪、鹿、鴨、さらには珍しい熊や兎といった多様な肉を使用しています。独自の調理法で臭みを抑え、ジビエが初めての方でも気軽に楽しめるようなメニューから、玄人をも唸らせる本格的な味わいまで幅広く提供しています。
メニューには、鰻の蒲焼き(並、上、特上)、鰻の出汁玉、鰻の肝煮、焼きうにぎり、うな玉サンドなど、鰻を様々な形で楽しめる料理が並びます。ジビエ料理では、猪の炭焼き、鹿肉のカルパッチョ、ジビエチーズメンチカツなどが人気です。その他、フォアグラ大根、鰹の燻製ポテトサラダ、がりしそ〆鯖といった工夫を凝らした一品料理も豊富に揃っており、どれもお酒との相性が抜群です。〆にはトリュフ釜玉うどんや山わさび釜玉うどん、鯖サンドなども楽しめます。価格帯はディナーでおおよそ4,000円から8,000円程度で、こだわりの食材をリーズナブルに味わえる点も魅力です。クレジットカードやPayPay、交通系電子マネーも利用可能で、利便性も考慮されています。
店内の座席は全30席で、オープンキッチンを囲むカウンター席が12席から14席、テーブル席が3卓(4名用)用意されています。奥には4名から5名で利用できる小上がりの個室も完備されており、プライベートな空間で食事を楽しむことができます。貸切利用も20名から50名まで対応可能で、様々なシーンでの利用が想定されます。店内は広々としており、落ち着いた空間でゆったりと過ごせるよう配慮されています。また、店内には電源も完備されており、ビジネス利用などにも対応できるでしょう。
お酒の種類も豊富で、特に日本酒へのこだわりが強く、全国各地の地酒が多数取り揃えられています。日本酒の他にも、焼酎やワイン、さらには宇治の玉露を使用したお茶のサワーや季節の果肉をふんだんに使ったオリジナルサワーなど、多種多様なドリンクメニューが用意されており、お好みに合わせて選ぶ楽しみがあります。子供連れでの利用も可能で、乳児や未就学児、小学生も入店でき、ベビーカーでの入店も歓迎されるなど、幅広い層の客層に対応しています。都会の隠れ家で、上質な鰻とジビエ、そしてこだわりの美酒を心ゆくまで堪能できる「酒と鰻とジビエ 池袋寅箱」は、食通も納得の特別なひとときを提供してくれることでしょう。