新宿歌舞伎町の中心部に位置する「エビスコ酒場 新宿歌舞伎町店」は、第21東京ビルの地下1階に店を構え、そのユニークなコンセプトと活気ある雰囲気で訪れる人々を魅了しています。西武新宿駅からは徒歩約2~3分、JR新宿駅東口からも徒歩約5分と、アクセスしやすい場所にあります。賑やかな歌舞伎町のネオン街から一歩足を踏み入れると、エビス様の看板が目印となり、どこか懐かしいレトロな空間が広がります。店内はトタン板やブロック塀を巧みに配した内装で、古き良き日本の居酒屋の風情と現代的な要素が融合した、落ち着きがありながらも活気にあふれる雰囲気を醸し出しています。
この店は、有名プロレス団体が運営しているという異色のコンセプトが最大の特徴です。そのため、運が良ければ現役のプロレスラーが店員として接客している光景に出会えることもあり、プロレスファンはもちろんのこと、そうでないお客様にとっても忘れられない体験となるでしょう。店名にある「エビスコ」とは相撲用語で「大食い」を意味し、「お客様に美味しい料理をお腹いっぱい食べて楽しんでもらいたい」という願いが込められています。2009年のオープン以来、「居酒屋の常識を革命する」という意気込みのもと、新鮮な食材を使った炭火焼料理を中心に、ボリューム満点かつ個性豊かなメニューを提供し続けています。
メニューの中心は、香ばしい炭火でじっくりと焼き上げた肉や魚介類です。特におすすめは、鶏と豚の合挽肉にシャキシャキとした野菜の食感が楽しい「炭火焼つくねハンバーグ」や、特盛りご飯に極厚の豚バラ肉を組み合わせた「特製”エビスコ”丼」といった、店名を冠するほどの自信作です。その他、新鮮な豚ホルモンを濃厚なガーリックで炒めた「豚ホルモンの”最強”ガーリックソテー」や、箸で切れるほど柔らかく煮込まれた「茹でタン」、朝引きの新鮮なレバーを使用した「ぷりぷりレバニラ炒め」など、素材の味を活かした逸品が揃います。炭火焼では、豚バラやハツ、シロ、ハラミ、ノドガシラといった定番の部位の他、サーモンハラスやサバ塩、ホッケなど、魚介の炭火焼も楽しめます。一品料理の多くは1,000円以下の手頃な価格帯で提供されており、平均的な予算は3,000円から3,999円程度と、気軽に立ち寄れる価格設定も魅力です。毎月新しいメニューが登場するため、いつ訪れても新たな発見と楽しみがあります。
座席は全30席で、カウンター席が6席とテーブル席が24席用意されています。一人でゆっくりと過ごしたい時や、少人数のグループでの利用に適した空間です。個室は完備されていませんが、落ち着いた雰囲気の中で食事を楽しむことができます。店内では無料Wi-Fiも利用でき、快適なひとときを過ごせます。貸切での利用はできません。
特別なサービスとして注目すべきは、一人2品以上の料理を注文したグループには焼酎が何杯でも無料になるという太っ腹なサービスがあることです。これは、お客様に存分に食事とお酒を楽しんでもらいたいという「エビスコ」ならではの心意気が感じられる特典と言えるでしょう。また、小さな子供連れの家族も歓迎されており、乳児から小学生まで入店可能です。食事だけでなく、2時間半以上の宴会利用やテイクアウトも受け付けており、様々なシーンで活用できる柔軟性も持ち合わせています。プロレスラーが提供するパワフルで親切な接客も、この店を訪れる大きな魅力の一つです。