東京都中野区中央4-6-10 1Fに位置する「米びいき」は、土鍋で丁寧に炊き上げたご飯を主役にした定食と、夜は酒場食堂として多彩な一品料理やアルコールを提供する店として知られています。東京メトロ丸ノ内線新中野駅2番出口から徒歩約2分、JR中野駅南口からは徒歩約8分と、アクセスしやすい場所にあります。以前は恵比寿で営業していましたが、2022年11月4日に新中野へ移転オープンし、多くの食通から注目を集めています。
「米びいき」の最大の特徴は、その名の通り「米」への並々ならぬこだわりです。店主は鮨店や定食店での経験を持つご飯職人であり、年間を通して安定した美味しさを提供するため、山形県置賜地方と宮城県一迫の生産者から仕入れた「ひとめぼれ」を、その年の品質や季節に応じて最適な比率でブレンドしています。この厳選されたお米を土鍋でじっくりと炊き上げることで、一粒一粒が輝くような艶やかさと、ふっくらとした柔らかさ、そして口の中に広がる甘みが引き出されています。この土鍋ご飯はおかわり自由となっており、心ゆくまでその美味しさを堪能できます。
ランチタイムには、土鍋炊きご飯を主軸とした定食が提供されています。中でも人気を集めているのは、「国産鶏モモのとろとろ親子煮定食」(1,180円)や「チキン南蛮定食」(1,000円)です。これらの定食は、ご飯との相性を追求した逸品であり、特に鶏肉を使用したおかずは香ばしさが際立ち、多くの利用客から高い評価を得ています。その他、口コミでは「よだれ鶏定食」(1,100円)も評判で、やわらかい鶏肉と花椒がほんのり香る優しい味わいが特徴です。定食には3種類の漬物が付くことが多く、ひじきや生卵(一つまで無料)などのご飯のお供も充実しており、様々な組み合わせで土鍋ご飯の美味しさを楽しめます。
ディナータイムは「酒場食堂」として営業しており、ランチで人気の定食メニューに加え、一品料理や日本酒、焼酎などのアルコール類が豊富に揃っています。一品料理の中には、「旨味たっぷり甘海老の唐揚げ」(550円)や「広島県産大粒牡蠣フライ2個」(580円)など、旬の食材を使ったこだわりのメニューも提供されており、お酒と共にゆっくりと食事を楽しめる空間となっています。
店内の総席数は15席で、テーブル席は2名掛けが3卓、3名掛けが1卓、6名掛けが1卓配置されています。個室は設けられていませんが、20名以下での貸切利用は相談可能です。全席禁煙となっており、快適な環境で食事ができます。お子様連れでの利用も歓迎されており、家族で訪れても安心して食事を楽しめるでしょう。支払いは、カード決済、電子マネー、QRコード決済に対応しています。お米の美味しさを最大限に引き出すことにこだわり抜いた「米びいき」は、中野エリアで心温まる定食や美味しいお酒を求める人々にとって、一度は訪れる価値のある店と言えるでしょう。