東京都足立区千住に位置する「炭火焼 ごっつり」は、北千住駅から徒歩3分という好立地にあり、青森の豊かな恵みを存分に堪能できる専門居酒屋です。JR常磐線、東京メトロ日比谷線、千代田線、東武伊勢崎線(東武スカイツリーライン)各線の北千住駅西口を出て、マルイ方面へ直進後、りそな銀行とTSUTAYAがある商店街通りを左折し、約100メートル進んだ右手に、青森ねぶた祭りの看板と「決め手は青森産」の文字が目印となり、お店は白石ビルの2階にあります。
「炭火焼 ごっつり」のコンセプトは、青森県産の厳選された食材をふんだんに使用し、本場の青森料理を提供することにあります。青森県八戸市出身のオーナーが手掛けるこの店では、青森出身のスタッフが腕を振るい、故郷の味を東京で忠実に再現しています。特に注目すべきは、脂の乗りが日本一と称される「八戸前沖さば」の県外PRショップ第1号店である点です。炭火を使った調理でありながら、煙が気にならないように工夫されており、女性客も安心して利用できる配慮がなされています。店内には、店主が自信を持っておすすめするメニューや、旬の青森の味が並ぶ壁一面の品書きが広がり、訪れる客の食欲をそそります。
料理の軸となるのは、鮮度抜群の海の幸と、豊かな自然で育まれた山の幸です。中でも人気を博しているのは、お店の代名詞ともいえる「八戸前沖さば」の串焼で、皮はパリッと香ばしく、身はジューシーに炭火で焼き上げられた逸品です。また、この肉厚な大トロ鯖を使用した棒寿司も外せない一品で、特製のシャリとの絶妙なハーモニーは、食事の締めくくりにも最適です。青森の郷土料理である「せんべい汁」も高い人気を誇り、鶏やカツオからとった出汁に南部せんべいを割り入れて煮込んだ心温まる味わいは、多くのリピーターを惹きつけています。
さらに、「炭火焼 ごっつり」では、青森の「おいしいもの」が豊富に揃っています。真イカの水揚げ日本一を誇る八戸から直送される甘みのある新鮮な真イカを使った鉄板蒸し焼きは、ネギやニンジンと共に味噌味で仕上げられ、お酒との相性も抜群です。にんにくの品質と生産量で日本一を誇る田子町のにんにくを飼料に育った「田子豚」も、この店で味わえる特別な食材です。ジューシーで柔らかいバラ肉や、赤身と脂肪が霜降り状で旨みが凝縮されたロースの炙り焼きは、他ではなかなか味わえない逸品です。タマネギと牛肉を特製甘辛タレで絡めた青森の郷土料理「十和田バラ焼き」も、その旨みのコラボレーションで人気を集めています。青森シャモロックの焼き鳥や、殻付の生カキ・焼カキ、青森の長芋を使った様々な料理(千切り、炙り焼き、磯辺揚げ)など、多彩なメニューが揃い、青森の食文化を深く体験できます。
ドリンクメニューも充実しており、青森県産の地酒へのこだわりが強く感じられます。「田酒」や「陸奥八仙」といった希少な銘柄をはじめ、日本酒、焼酎、ワイン、カクテルなど、幅広いラインナップから好みに合わせて選ぶことができます。
座席は総席数45席で、カウンター席が7席、テーブル席が38席用意されています。個室はありませんが、仕切り板のある半個室があり、プライベート感を保ちつつ食事が楽しめます。ゆったりと過ごせるソファ席も完備されており、広々とした空間でくつろげます。また、40名以上での貸切も可能で、大人数での宴会にも対応しています。
利用料金は、通常平均予算が4,000円から4,999円程度で、ホットペッパーグルメでは平均予算が4,500円とされています。コース料理には、2時間の飲み放題が付いた「青森からの贈り物コース」が4,980円(税込)、「青森スペシャルコース」が5,980円(税込)で提供されており、それぞれ11品で3名から46名まで利用可能です。これらのコースには青森の地酒も含まれており、青森の味覚を存分に堪能できる内容となっています。お通し代として300円がかかります。
特別なサービスとしては、誕生日や記念日などのお祝いやサプライズにも対応しており、事前に相談することで特別な演出が可能です。また、小さなお子様連れの家族にも配慮が行き届いており、乳児から小学生までの子供の入店が可能で、ベビーカーでの入店も歓迎されています。店内では無料Wi-Fiが利用でき、一部の席には電源も完備されており、利便性も高いのが特徴です。全席禁煙で、快適な食事環境が提供されています。テイクアウトコーナーも設けられており、新鮮な魚などを自宅で楽しむこともできます。
「炭火焼 ごっつり」は、青森の豊かな食材と文化を五感で味わえる、北千住の隠れた名店です。こだわりの炭火焼料理と青森の地酒を心ゆくまで楽しめる、食通にも愛される一軒といえるでしょう。