池袋の喧騒から少し離れた西口エリアに位置する「ポークたまごおにぎりカフェ 池袋西口店」は、東京では珍しい沖縄のソウルフード「ポークたまごおにぎり」の専門店として、2020年6月にオープンしました。東京メトロ副都心線池袋駅C7口から徒歩1分、または池袋西口C5番出口、C6出口からもそれぞれ徒歩約1分と、アクセス抜群の立地です。路地裏にひっそりと佇むこのお店は、ビジネスパーソンの朝食やランチ、立教大学池袋キャンパスの学生、そして沖縄の味を求める人々にとって、気軽に立ち寄れるスポットとして親しまれています。
店内は明るく、沖縄のビーチを思わせるような南国風のインテリアが特徴的で、可愛らしいシーサーのイラストも目にすることができます。基本的にはテイクアウトをメインとしていますが、店内には約5人分のスタンディングカウンターが設けられており、出来立てのおにぎりをその場で楽しむことも可能です。コンパクトながらも、沖縄の陽気な雰囲気を味わえる空間が広がっています。注文を受けてから一つひとつ丁寧に手作りされるポークたまごおにぎりは、いつでも温かく、ふわふわの玉子と塩気のあるポーク(スパム)の組み合わせが絶妙なハーモニーを生み出します。そのボリューム感は、見た目以上に満足感があり、軽食からしっかりとした食事まで、様々なシーンに対応しています。
メニューは、定番の「プレーン」が350円(税込)から提供されており、その他にも豊富なバリエーションが楽しめます。例えば、「梅しそ」、「わさびマヨ」、「めんたいマヨ」、「からし高菜」、「こんぶ」、「キムチ」、「青唐辛子みそ」、「洋風バジル」といった個性豊かなトッピングが400円(税込)で用意されています。「テリヤキ」や「焼き鮭」、「シーザーサラダ」は450円(税込)、さらに「タルタル海老フライ」や「タルタル白身魚フライ」は500円(税込)と、幅広い好みに合わせたラインナップが揃っています。時期によっては、「にんじんしりしり」や「唐揚げカレーポーたま」、「韓国風チキン(ヤンニョムチキン)」、「アボカドトッピング」など、沖縄の家庭料理やユニークな組み合わせの期間限定メニューが登場することもあり、訪れるたびに新しい味に出会える楽しみもあります。おにぎり以外にも、「本日のお味噌汁」が150円(税込)、ソフトドリンクが150円から200円(税込)で提供されており、おにぎりとのセットで50円引きになるお得なサービスもあります。砂糖不使用のバナナジュースなども人気を集めています。
一般的なテイクアウトやデリバリーサービスに加え、このお店ならではの特別な取り組みも行われています。SDGsの目標達成に向けたフードロス削減の一環として、賞味期限が近い食材や缶詰をお客様が持ち込むと、ポークたまごおにぎりの無料トッピングとしてアレンジしてくれるユニークなキャンペーンを実施しています。これにより、鯖の缶詰やポテトチップス、チーズなど、意外な食材がおにぎりの新たな魅力を引き出すことがあります。また、お客様のSNSでの声に応えて、期間限定でスパムおにぎりの食べ放題サービスや、ポークを2倍に増量できる「ダブルポークトッピング」キャンペーン、特定の日にキャッシュレス決済でドリンクが無料になるサービス、さらに「おにぎりの日」にはプレーンおにぎりの購入でトッピングがサービスされるなど、多様なイベントが企画されています。過去には、芸能人向けのロケ弁や、ミスユニバースジャパンの地方大会でのケータリングも手掛けており、その品質と人気は確かなものです。沖縄のソウルフードを東京で手軽に、そして美味しく味わえる「ポークたまごおにぎりカフェ 池袋西口店」は、その利便性とユニークなサービスで多くの人々を魅了し続けています。