上野の賑わいを見せるエリアに佇む「すし ゆう紀」は、老舗鮨店で研鑽を積んだ料理長が腕を振るう江戸前寿司を堪能できる寿司店です。伝統的な技法を大切にしながらも、現代のニーズに合わせた和モダンな空間で、上質な寿司と一品料理を提供しています。
店舗は東京都文京区湯島3-45-10 湯島ジェストビル1階に位置し、アクセスに優れています。東京メトロ千代田線湯島駅からは徒歩約1分と非常に近く、都営大江戸線上野御徒町駅、東京メトロ銀座線上野広小路駅からも徒歩約4分、京成本線京成上野駅からは徒歩約6分と、複数の駅から徒歩圏内で訪れることができます。
「すし ゆう紀」の店内は、木の温もりとシックな黒を基調とした和モダンな雰囲気が特徴です。落ち着いた空間でゆったりと食事を楽しむことができ、L字型のカウンター席が8席、4名用テーブル席が2卓、2名用テーブル席が2卓、合計20席が用意されています。個室の有無については言及がありませんが、カウンター席では職人の手捌きを間近に見ながら、食事の時間を過ごすことができます。
提供される寿司は、江戸前の伝統的な技法が随所に光ります。生の天然本鮪を使用したにぎりは、とろけるような脂の甘みと濃厚な旨みが特徴の逸品です。また、しっかりと締められたコハダや、じっくりと煮込まれたかんぴょう巻など、昔ながらの丁寧な仕事が施された寿司も楽しめます。シャリは白酢をベースにしており、ネタとのバランスが絶妙と評判です。にぎり寿司以外にも、天然本鮪、シメサバ、平目昆布締め、カンパチ、帆立、蛸などを用いた刺し盛りや、穴子の白焼き、鮭ハラス焼き、自家製塩辛といった一品料理も充実しており、日本酒や焼酎と共にゆっくりと味わうことができます。上寿司は1,800円(税別)程度、鯵は450円(税別)、小肌は400円(税別)といった価格帯で提供されており、良心的で庶民的な価格設定も魅力の一つです。席料として300円(税別)が必要な場合があります。
営業時間は月曜日、火曜日、木曜日、金曜日、土曜日は17時から翌4時まで(ラストオーダーは料理が翌3時、ドリンクが翌3時30分)、水曜日は17時から24時まで(ラストオーダーは23時)と深夜まで営業しており、様々なシーンで利用が可能です。定休日は毎週日曜日と祝日です。
特筆すべきサービスとして、近隣のベーカリーとコラボレーションしたお土産用のクロワッサンも販売されており、この地域に訪れた際のユニークなお土産として人気を集めています。店内は全席喫煙可能であり、愛煙家の方にとっては嬉しいポイントですが、匂いが気になる場合は注意が必要です。
「すし ゆう紀」は、職人の確かな技術と、居心地の良い空間、そして良心的な価格設定で、肩肘張らずに本格的な江戸前寿司を楽しみたい方におすすめの一軒です。