JR総武・中央線西荻窪駅南口から徒歩およそ2分、または約3分と駅至近の好立地に「すし大泉」は佇んでいます。東京都杉並区西荻南3-8-3、リバティプラザビルの1階に位置するこの寿司店は、2020年1月31日のオープン以来、西荻窪エリアで特別な寿司体験を提供し続けています。改札を出て右手の南口から神明通りを約150メートル直進すると左手に見えてくる、その控えめな佇まいは、まさに隠れ家のような雰囲気を醸し出しています。
店内へと足を踏み入れると、打ちっぱなしのモダンな内装が目を引きます。明るく清潔感に溢れた空間は、訪れる人々を穏やかな気持ちにさせます。最大12名まで着席可能な店内には、コの字型のカウンター席が8席のみ配されており、この独特の配置が大将のこだわりを物語っています。客同士の会話が自然に生まれやすいよう工夫されたカウンターは、一体感のある温かい空間を演出しています。個室は設けられていませんが、貸切での利用も可能です。
「すし大泉」のコンセプトは、大将自身が語る「大泉劇場」です。ここは単に寿司を味わうだけでなく、大将と女将が織りなす「会話と笑い」が絶妙なスパイスとなり、訪れる客を楽しませる劇場のような空間を目指しています。開朗で話し好きの大将は、33年間、杉並、新宿、世田谷、銀座といった都内の名だたる寿司店で研鑽を積んできた熟練の職人です。彼の手から生まれる一貫一貫には、長年の経験に裏打ちされた確かな技術と、「自分が作った料理をおいしいと言わせてアドレナリンがいっぱい出る」という料理人としての情熱が込められています。そして、その横には温かく上品な女将が寄り添い、二人の息の合ったもてなしが、来店客に心地よい時間を提供します。
メニューは主におまかせコースが中心となっており、昼夜問わず質の高いネタが提供されます。ランチは3,300円、ディナーは13,200円または16,500円の予算で、つまみと握りを堪能できます。2020年10月時点の記録によれば、おまかせコースは税別8,000円から提供されており、アラカルトや追加注文、さらには事前のコース内容の特注にも柔軟に対応しています。使用されるシャリは、古米をメインに白酢を合わせた、さっぱりとした味わいが特徴で、ネタの旨みを最大限に引き立てます。また、握りの脇を固める山葵も香りの良いものが厳選されており、細部にまでこだわりが感じられます。ドリンクは日本酒、焼酎、ワインが用意されており、好みに合わせて選ぶことができます。
「すし大泉」は、一般的な飲食店では珍しい特別なサービスを提供しています。なんと、ドリンクの持ち込みが可能となっており、お気に入りの一本を持ち込んで、寿司とのペアリングを楽しむことができます。また、テイクアウトにも対応しているため、自宅で店の味をゆっくりと味わうことも可能です。お子様連れでも安心して利用できる環境が整っており、乳児から未就学児、小学生まで来店が可能です。特に、ランチタイムには未就学児が無料で利用できるという、家族連れには嬉しい配慮がなされています。会計においては、各種クレジットカード(VISA、Master、JCB、AMEX、Diners)や交通系電子マネー(Suicaなど)、iD、QUICPayといった電子マネー、さらにはPayPay、d払い、楽天ペイ、au PAYなどのQRコード決済にも対応しており、支払いの利便性が高いのも魅力です。適格請求書(インボイス)の発行も可能で、ビジネスシーンでの利用にも適しています。
営業時間はランチが12:00から14:00(料理L.O.13:30)、ディナーが17:30から22:00(料理L.O.21:30)までとなっており、水曜日が定休日です。西荻窪で上質な寿司を味わいたい時、特別な時間を過ごしたい時に「すし大泉」は選択肢の一つとなるでしょう。