渋谷駅直結の複合施設、渋谷ヒカリエの7階に位置する「茶寮伊勢 藤次郎」は、三重県の豊かな食文化を東京で堪能できる和食レストランです。そのコンセプトは「伊勢はありがたい、やさしい、おいしい」という温かいおもてなしの心であり、伝統的な伊勢料理から、その食材を活かした独創的なアレンジ料理まで、幅広い品々を提供しています。店内からは渋谷の街並みが一望でき、特に窓際の席からは移り変わる都会の景色や美しい夜景を楽しむことができ、デートや特別な日の食事にも人気の空間です。
アクセスは非常に良好で、JR線や東京メトロ銀座線、井の頭線からは渋谷駅の2階連絡通路を利用することで、雨に濡れることなく直接店舗へ向かうことが可能です。また、東急東横線、田園都市線、東京メトロ半蔵門線、副都心線を利用する際には、地下15番出口から直結しており、渋谷駅から徒歩1分という利便性の高さも大きな魅力の一つです。渋谷ヒカリエの7階という場所も、初めて訪れる方にも分かりやすい目印となっています。
「茶寮伊勢 藤次郎」の料理は、三重県津市の老舗和菓子店「伯藤久庵」の4代目である井端久泰氏がオーナーを務めており、彼自身がパティシエでもあることから、和食に加えて特製のスイーツも提供しているのが特徴です。看板メニューとして知られるのは、本場三重の味わいを存分に楽しめる「伊勢うどん」や、とろけるような脂身と柔らかな食感が人気の「松阪プレミアム豚しゃぶしゃぶ」です。ランチタイムには、「伊勢赤どりのふわとろ親子丼」や「海老天ちらし重ノ膳」、「松阪プレミアム豚 生姜焼きノ膳」といった御膳形式のメニューも充実しており、伊勢志摩産のあおさ味噌汁や伊勢たまごの茶碗蒸しなどが付くなど、バランスの取れた食事が楽しめます。ディナータイムには、「伊勢名物トンテキ」を含むコースや、「松阪プレミアム豚しゃぶしゃぶ」をメインとしたコース料理も用意されており、旬の食材を取り入れた前菜や新鮮な刺身盛り合わせなど、彩り豊かな和食の数々を堪能できます。予算としては、ランチは概ね1,500円から2,000円程度、ディナーは3,000円前後の価格帯で、伊勢の美食を味わうことができます。カフェタイムには、オーナーパティシエによる「Missティラミス」や「エキゾティック」といった独創的なスイーツも人気を集めています。
店内の座席数は約50席で、様々な利用シーンに対応しています。特に窓際席は、渋谷の眺望が楽しめる特等席として、予約が推奨されるほど人気があります。一人でも気軽に利用できるカウンター席も設けられており、食事だけでなくカフェとしての利用も可能です。また、周囲を気にせず食事を楽しめる半個室の席も用意されており、友人や家族との会食、またはビジネスシーンでの利用にも適しています。
「茶寮伊勢 藤次郎」では、訪れる人々に「伊勢のおもてなし」を伝えるための特別なサービスも提供しています。誕生日や記念日などの特別な日には、事前に相談することでメッセージプレートを用意してもらうことが可能です。また、お子様連れでも安心して利用できるよう、キッズメニューも充実しており、ファミリー層にも優しい配慮がなされています。渋谷ヒカリエという立地柄、ショッピングや映画鑑賞の合間にも立ち寄りやすく、様々な目的で利用できる柔軟性も持ち合わせています。